三菱のブースに注目！

　長年のラリー参戦やデリカシリーズなどでアウトドアに強いイメージのある三菱自動車は、今回「次の時代の、次の冒険を」をテーマに9台を参考出展する。

三菱トライトン ラリーカー

　そのテーマを体現する1台として「トライトン ラリーカー」が飾られる。これは2022年11月にタイ〜カンボジアで開催されたアジアクロスカントリーラリー（AXCR）において総合優勝を果たした参戦車両（T1仕様）のレプリカだ。

三菱デリカミニ

　注目は2022年11月にスペシャルサイトで先行公開されている軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」。高いオフロード走破性が魅力のミニバン「デリカD:5」のファミリーとして、力強いSUVテイストなスタイルが特徴的だ。

　半円のLEDポジションランプやSUVテイストのバンパー、スキッドプレートなどでアクティブなイメージを高めている。なお、デリカミニの発売は初代デリカ発売55周年の今年（2023年）、5月が予定されているとのことだ。

三菱デリカミニ×コールマン/三菱デリカミニ スノーサバイバー

　そんなデリカミニは、ノーマルのほかアウトドアテイストを高めたカスタムモデル「デリカミニ×コールマン」と「デリカミニ スノーサバイバー」の2台も登場する。人気アウトドアブランド「コールマン」とのコラボレーションモデルである「デリカミニ×コールマン」は、アウトドアで映えるグロスブラックのパーツを装着し、コールマン製品とベストマッチするボディカラー（グレージュ）を採用。車中泊が可能なベッドキットを備えた。

　一方の「デリカミニ スノーサバイバー」は、雪道を駆け抜けるイメージで仕立てたカスタムカー。ホワイトのボディカラーにスノーカモフラージュや等高線をモチーフとしたグラフィックを施している。リフトアップされたボディにはフロントガードバーやリアラダー、オールテレインタイヤを備え、力強さを一層高めた仕様とされた。こちらにもベッドキットなどが備わっているので、キャンプや車中泊にも最適な仕上がりだ。

eKクロス EV Smooth×Tough

　2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤーを獲得した軽のBEV「eKクロス EV」も、よりSUVテイストを高めたカスタムカー「Smooth×Tough（スムーズ バイ タフ）」として登場。力強い走りのBEVのSUVテイストをより高めることで、アウトドアでの行動範囲を広げてくれるという1台だ。リフトアップされており、フロントグリルガードやオールテレインタイヤなどでオフロードスタイルとされているのがポイント。

三菱ミニキャブ・ミーブ B-Leisure Style II

　さらに、2022年に再販が決定した商用BEVのミニキャブ・ミーブにまでアウトドア仕様を用意。「B-Leisure Style II（ビーレジャー スタイル ツー）」と名付けられたこのモデル、平日は移動式オフィスとして活用、休日はアウトドアレジャーや自然の中でeスポーツを楽しむことのできる「新しい生活様式にマッチしたアクティブなビジネス＆レジャースタイル」を提案したカスタムカーだ。

　リアスペースをフルフラットとし、リモートワークに必要なデスク&座椅子と車中泊に必要なベッドキットを備えた。また、バッテリー電力を利用できるミーブ・パワーボックスを装備しており、リアゲートにプロジェクターを取り付けてeスポーツが楽しめるようになっている。

日産フェアレディZ CUSTOMIZED PROTO

　ちなみに、日産は東京国際カスタムカーコンテスト2022でグランプリを受賞した「FAIRLADY Z CUSTOMIZED PROTO」を再現した市販モデル「FAIRLADY Z CUSTOMIZED EDITION」を初公開。そして、GT-Rの 2024年モデルを先行公開することが決定している。公開は1月13日（金）10時からと、一般公開前のためYouTubeにて中継されるとのことだ。