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素人では無理! ログハウスはプロに任せて正解です。電気毛布いらずの断熱性に大満足【おとなの山遊び Vol.3】

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

  • ログハウス組み立て

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まずは拠点作りが急務の課題に

 コロナ禍がきっかけで始まった山の開拓。知人の土地を「好きに使って」と預けられ、チェーンソーで密集していた杉の木を伐採し、おぼろげながら「都市計画」が見えてきた。

 いよいよ作業に本腰を入れられると思ったが、雨をしのぐ場所もなければ道具を置く場所もない。何十年と人の手が入っていないと思われる場所だけに、クマやヘビなど危険な動物もいれば害虫も多くおり、倉庫と休憩所を兼ねる拠点が必要だという結論に。

素人がいきなり大きな小屋を建てるのは不可能と即判断

 当初は出費を抑え自分たちの勉強にもなるとセルフビルドを考えたものの、調べるほど未経験者にはハードルが高く、失敗する未来しか想像できない。小さな物置から練習して徐々に大きい建物に挑戦するならともかく、最初から寝泊まりできるサイズを作るのはムリだろうと判断した。

 材料を揃えるだけでも結構な出費になってしまうし、作業は休日だけなので時間もだいぶかかると思われる。またコチラは建築のことなど何も知らない素人ふたり。失敗するだけならまだしも、事故なんて起こしてしまったら、好意でこんな素晴らしい場所を任せてくれた知人に申し訳ない。

 幸い身近なところにログハウスのビルダーがおり、クオリティと時間を最優先してプロに依頼した。

寒さや虫対策もバッチリ

 大きさは法令や材料費などの要素を加味し、3坪+ロフトにウッドデッキ付きと決定。既存のキットではなく図面から引いた完全オリジナルで、ウッドデッキは目の前を流れる沢が見える位置に取り付け、断熱性や虫の侵入をなるべく防ぐよう配慮してもらった。

窓など施工

 残念なことに作業は筆者の仕事が忙しい時期で、プロの現場を見ることはほとんどできなかったが、さすが専門家ならではの仕上がりだと感動した。完成後すぐに雪が積もったので最初の冬はカセットガスのヒーターや、登山用の軽量なシングルバーナーなどを持ち込んで日帰りする程度。本格的に活用し始めたのは春になってからだ。

 まずはキャンプ道具を搬入し、宿泊できる環境を整えた。実際に泊まってみるとログハウスの高いクオリティが身に染みる。この場所は冬になれば積雪が1mにも達し、気温が-10℃を下まわることも珍しくない。石油ストーブを使っても冬用のスリーピングバッグは必須で、最悪の場合カイロや湯たんぽの出番もあると覚悟していた。

 しかし断熱性や保温性は自分が思っていた以上に高く、3シーズン用のスリーピングバッグで十分こと足りる。電気毛布とポータブル電源も準備したものの、必要とする機会はおそらく永遠にないだろう。

 もうひとつの懸念だった虫の侵入も思ったより少ない。この地域に多いカメムシを防ぐのは難しいと思っていたが、隙間を限界まで減らした作りに加えて忌避剤でほぼ解決。ただし屋外に大量発生することは変わりなく、今後はいかに共存するかが課題となる。

* * *

 ともかくログハウスが完成したことで、開拓のモチベーションが大きく向上。次なるテーマは工具や資材を保管する倉庫と、アウトドアに欠かせない焚き火を楽しむ場所だ。倉庫を作るのは自分たちの作業スキル磨きにもピッタリであり、焚き火はどうせなら安全に配慮しつつ直火にしたいと検討中だ。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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