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マセラティ「ボーラ」は「通好み」すぎる! 子どもには難しすぎたスーパーカーの現在の相場は?【スーパーカー列伝06】

マセラティ「ボーラ」は「通好み」すぎる! 子どもには難しすぎたスーパーカーの現在の相場は?【スーパーカー列伝06】

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: Courtesy of RM Sotheby's

現在のオークション相場は4.9リッター版が3000万円ほど

ボーラの弟分として1972年にリリースされたマセラティ「メラク」(ボーラとほぼ同じボディで、エンジンフードがフラットなデザインになっている)もマニアックなスーパーカーだったが、より安価だったことで商業的に成功し、こちらは1983年まで販売された。

筆者が小学校の低学年時代に同じクラスだったEくん(たしかお父さんが飲食店を経営)の自宅ガレージにボーラが置かれていて、筆者が祖父と通っていた床屋さんの目の前にEくんの家があったので、通好みの存在だったがボーラはスーパーカーブーム全盛時に最もよく見たエキゾチックカーであった。Eくんの家で写真を撮っておけばよかった……と、いまでも後悔している。

* * *

現在、ボーラの価格も上がっており、2022年1月にアメリカでRMサザビーズが開催した「ARIZONA」オークションでは、1978年式マセラティ・ボーラ4.9が26万8800ドル(当時のレートで邦貨換算約3080万円)にて落札された。これは4.9L版のプライスなので、4.7L版をチョイスすれば2500万円ぐらいの予算で極上車をゲットできるだろう。とはいえ、国内で流通している売り物は僅少というか皆無に近い状況なので、欲しい人は焦らず気長に探してみてほしい。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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