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「GT-R」に「NSX」に「GRスープラ」も!「スーパーGT」GT300クラスも国産三大メーカーがバチバチです【参戦全27台を一挙紹介Vol.2】

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TEXT: 廣本 泉(HIROMOTO Izumi)  PHOTO: GTA/Movie:平岡寿道

  • シェイドレーシングGR86

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GT300クラスも三大メーカーの争いは激化

日本のみならず海外のレースファンにも注目されているGTレースが「SUPER GT」だ。2023年シーズンは4月15日(土)〜16日(日)に岡山国際サーキットにて開幕する。GT500クラスとGT300クラスの混走で争われるが、AMW編集部はGT300クラスに注目。エントリーしている全27台を紹介します。第2弾は、10号車から25号車までの6台。走行シーンも動画でお届けします。なお、写真は公式テスト時のもので、本番仕様とはカラーリングなどが異なる場合があるのでご了承くださいませ。

#10 PONOS GAINER GT-R(安田裕信/大草りき)

1999年に創設されたチームで、2000年の全日本GT選手権よりGT300クラスへのフル参戦を開始。2014年にチーム部門でタイトルを獲得したほか、2015年にはドライバー部門およびチーム部門でチャンピオンに輝くなど豊富な実績を持つ。2023年も2台のニッサンGT-R NISMO GT-3を投入。昨年、第2戦の富士を制し、チーム部門で2位につけた10号車は、安田裕信/大草りきの実力派コンビでタイトル奪還に挑む。

PONOS GT-R

#11 GAINER TANAX GT-R(富田竜一郎/石川京侍)

GT300クラスの名門チームで、かつてはフェラーリF430やメルセデスベンツSLSなどインポートモデルで活躍。近年はGT-Rを武器にトップ争いを展開しており、2023年は2台で優勝1回を含む5度の表彰台を獲得した。2度の2位入賞を果たし、チーム部門でランキング5位につけた11号車は富田竜一郎/石川京侍をラインナップ。10号車とともにトップ争いを左右することになりそうだ。

#18 UPGARAGE NSX GT3(小林崇志/小出 峻)

パーツの買取および販売でおなじみの「アップガレージ」を母体に持つレーシングチームで、ここ数年はホンダNSX GT3を武器に躍進している。2022年は開幕戦の岡山で2位、第4戦の富士で3位につけるなど2度の表彰台を獲得し、チーム部門で7位につけた。2023年はエースの小林崇志をそのままに、若手ドライバーの小出 峻を起用。予選でも抜群のスピードを持つだけに2023年も上位争いを左右するに違いない。

#20 シェイドレーシング GR86 GT(平中克幸/清水英志郎)

自動車の内装部品を手掛ける「林テレンプ」を母体とするチームで、2022年よりスーパーGTへの参戦を開始。マシンは新型モデルのトヨタGR86 GTと全てがブランニューの状態だったこともあり、厳しい戦いを強いられていた。とはいえ、2023年は引き続き平中克幸/清水英志郎を起用するほか、マシンもセットアップを重ねたことで確実に進化。もともとスーパー耐久で豊富な実績を持っているだけに参戦2年目となる今シーズンは上位争いに絡んでくるはずだ。

#22 アールキューズ AMG GT3(和田 久/城内政樹)

ヴィーマックを武器に2010年からスーパーGTに参戦しているチームで、2013年にメルセデスSLS GT3、2018年にメルセデスAMG GT3に変更。ドライバーはGT300クラスの名物コンビとなりつつある和田 久/城内政樹で、2023年も60歳の還暦コンビで国内最大級の人気シリーズに挑む。ここ数年は目立った成績を残せていないが、どこまで上位に食い込むことができるのか、その動向に注目したい。

#25 HOPPY Schatz GR Supra GT(菅波冬悟/野中誠太)

監督兼ドライバー兼エンジニアの土屋武士が率いる「つちやエンジニアリング」が運営するチームで、1996年に全日本GT選手権デビュー。2008年に活動を休止したが、2015年にスーパーGTへ復帰した。2022年は自社で開発したGRスープラを投入したが、苦戦の展開が続いていた。とはいえ、1年間の経験でマシンが熟成したほか、ドライバーも菅波冬悟/野中誠太とフレッシュなコンビとなっているだけに、2023年の飛躍が期待されている。

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