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ケータハム「セブン170R」の走りは超刺激的! 国産チューニングカー好きもビックリの本格派でした【AMWリレーインプレ】

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TEXT: AMW 原田貴俊  PHOTO: AMW 原田貴俊

内燃機関の楽しさを存分に楽しめる希少な存在

シートに「収まり」、エンジンを始動させる。スズキ「ジムニー」用の660ccエンジンに手を加え、85psまで引き上げられている。わずか660ccのエンジンで約20psアップ、車重440kgでこの仕様は非常にパワフルと言っていいだろう。これ以上のチューニングは必要ないだろう。強いて言えば、マフラーなどを交換して効率アップとサウンドの変更くらい。それだけ、完成されているのがケータハム セブンである。

エンジン

ショートどころではないほど短いストロークのシフトレバーを操作し、1速へ入れて発進させる。一度は圧倒的な加速を味わったほうがいい、という編集部竹内の言葉を思い出し、青信号での加速で少しだけ踏み込んでみた。小さいボディなのに、スーパースポーツに乗っているかのようなダッシュを見せる。大げさな表現だが、まさにそのとおりのように感じた。フロントガラスのない、ウインドシールドのみの170Rというのも要因のひとつだろう。エアクリーナーの吸気サウンドも、やる気にさせてくれる。

その楽しさは、一般公道でも存分に味わえる。エンジンの息遣いがダイレクトに伝わり、競技カートに乗っているようなシャープなハンドリング。法定速度内であっても、走りの良さを味わえた。ワインディングのようにコーナーが連続してヒラヒラと駆け抜けるような走りが一番楽しいだろう。機会にもし恵まれたら、今度はワインディングで試してみたくなった。

* * *

クラシックカーのようなスタイリングは、やはりとても目立つ。前回の米澤もリポートしているが、ただ街を流しているだけなのに、歩行者からの視線が気になる。信号待ちでは「お、スゴイクルマ!」なんて声も聞こえてくる。実用性は、正直言って最低限レベル。頑張ればふたりでの1泊2日旅行くらいはOKだろう。しかし、「クルマで走る楽しさ」をストレートに味わわせてくれる。そんな魅力が詰まったクルマがケータハム セブン170Rである。

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  • AMW 原田貴俊
  • CARトップ、GT-R Magazine、af imp.と新車やチューニング誌を担当し、その後WEB CARTOP、AUTO MESSE WEBとWEB媒体を担当。学生時代より国産車チューニングに興味を持ち、愛車は日産スカイラインGT-R(BCNR33)。現在はリフレッシュ費用を捻出するため仕事に没頭中。好きなアニメは機動戦士ガンダムSEED(推しMSはバスターガンダム)と新世紀エヴァンゲリオン(推しEVAは8号機)。
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