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新車購入するなら「付けなきゃ損!」絶対後悔したくない装着して損はないメーカーオプションとは? 後付けできないので選んで正解です

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)

パワースライドドア

ホンダ「N-BOX」やトヨタ「シエンタ」といった両側スライドドアを持つクルマでは、パワースライドドアがリア左側(歩道側)のみにしか付いていないグレードがある。とはいえ、使うシーンによっては、例えばドライバーが運転席から下りて、後席に置いた荷物やコートなどを出し入れする際にリア右側のスライドドアを利用するケースも多い。標準装備されるリア左側のパワースライドドアの開閉の便利さに慣れてしまうと、非パワースライドドアの開閉がおっくうに感じること必至。ミニバンもそうだが、スライドドア車は両側ともパワーのほうが絶対に便利だ。これもメーカーオプションとなり、後付けはできないため、ぜひオプション注文したいアイテムではないだろうか。

VW Discover Proパッケージ

今ではスマホのナビアプリがあるから、クルマのナビゲーションはなくてもいい……なんて思っている人も少なくないかもしれないが、そのディスプレイ部分に純正ナビを装着することで、スマホ連携では敵わない表示機能、クルマとの連携機能が付くことがある。

例えばフォルクスワーゲン「ゴルフ」や「T-Cross」には、Discover Proパッケージというナビゲーションを含む装備がある。今ではオプションというよりパッケージ化されているのだが、インパネデザインを完結させ、便利機能を含めて、ないよりあったほうが絶対に嬉しい装備となりうる。

筆者はVW「ゴルフ7ヴァリアント」でDiscover Proをオプション注文し(2014年当時)、現在乗っているVW「ゴルフ7.5ヴァリアントハイラインマイスター」はDiscover Proが標準装備されている。マップをメーター内に表示できるなど、大いに満足している。これもまた、後付けは不可能。VW車を例に挙げれば、Discover Proパッケージ付き車をお薦めしたい。

* * *

最近の新型車は、かつてオプションだったLEDヘッドランプなどのアイテムを標準装備する方向に進化している。リアカメラなど新型車に装着義務化されたアイテムもあり、トヨタ「アクア」のようにAC100V/1500Wコンセントが全グレードに標準装備されるケースもあったりする。

そのようにメーカーオプションが激減しているのが実情だが、ブラインドスポットモニター、パワースライドドア、純正ナビゲーション、AC100V/1500Wコンセントなどは、後から「付けておけばよかった」と後悔しても後付けできないため、新車購入時にはオプション装備の必要性を、あくまで自身の判断で(セールス氏に押し付けられることなく)慎重に検討したいところだ。

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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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