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ニュル24時間を長年戦ってきた盟友が握手!スタート前から熱気に包まれていた【みどり独乙通信】

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TEXT: 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)  PHOTO: 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)

  • 豊田大輔選手の奥様で元宝塚の星蘭ひとみさん とてもとてもお美しくて光り輝いておられました
  • 1コーナースタンドでマンタイレーシングのポルシェを熱心に応援していたファンのみなさん
  • みんな楽しんでいるのが印象的でした
  • Golf GT1のマスコットくんも暑そうです
  • GRのニュル復活を知ってメキシコから駆け付けたファン
  • GRの旗を配布するおねえさんたちもゴキゲン
  • STIチームのスタートグリッド
  • ゴキゲンなSTIのドライバーのみなさん。今年は佐々木孝太・久保凜太郎の2名の日本人ドライバーが参戦
  • この優勝トロフィーは一体誰がゲットするのでしょうね!
  • スタートグリッドでフェラーリのエンジニアと真剣な表情でお話される近藤監督
  • スタートグリッドで風になびく応援旗
  • スタートグリッドもスタンドも人で溢れ返る決勝スタート前
  • ニュルに参戦し続け、一家でドイツ移住を夢見る関選手
  • ニュルのコントロールタワー
  • ニュルのスタートグリッドは大混雑
  • ニュルのベテランジェントルマンドライバー 小西選手は、じつはご住職です
  • 決勝レースを目前に控えたMORIZO選手はゴキゲン!
  • 発煙筒を焚いて応援するマンタイレーシングファン親子。周りにいる方々は煙で見えず迷惑そうにされる方も(笑)
  • MORIZO選手と元STI総監督辰己さん
  • MORIZO選手はSTIのチームのみなさんと一緒に記念写真を

ニュル24時間に豊田章男会長がMORIZO選手として参戦!

2025年で第53回を迎えたニュルブルクリンク24時間耐久レースは、真夏のような厳しい暑さのなか、グリッドには色とりどりのマシンが並びました。私も早めに向かったつもりでしたが、壮大なレースのスタートを告げようとしているグリッドはすでに人、人、人! マシンを間近で見るのも大変なほどの熱気に包まれていました。

GAZOOとSTIの日本勢チームが一緒に記念撮影!

第1コーナーでスタートを観たかったこともあり、第2スタートグループのトヨタ「GRヤリス」のあたりから前方へ進もうとしました。しかし、その周囲には日本から来たファンの方々が大勢集まり、その中心にはMORIZO選手こと豊田章男会長、そしてご長男の豊田大輔選手らが並んでいました。

さらに、遠くからでも強い存在感を放つ女性をお見掛けしました。大輔選手のパートナーであり元宝塚女優の星蘭ひとみさんです。直接お目にかかるのは初めてでしたが、まさに気品あふれる美しさ。暑さを忘れさせるような清らかな空気をまとっていて、まるで少女漫画のワンシーンを実体験したかのようでした。

そんな華やかな雰囲気の中で、思わぬ人物に再会しました。2024年のニュル24時間で勇退されたスバルSTIの辰己元総監督が、なんとパートナーと一緒にツアーで観戦にいらしていたのです。MORIZO選手と固い握手を交わす姿は、長年ニュルで戦ってきた仲間同士の深い絆を感じさせるものでした。

MORIZO選手らのGRヤリスはSTIのWRX S4とスタート位置が近く、両チームが一緒に記念撮影するという豪華なシーンも見られました。その後、GAZOOレーシングのGRスープラGT4 EVO2の前では、ル・マン24時間を終えて駆けつけた小林可夢偉選手が応援旗を振ってファンを盛り上げていました。

熱気あふれるフロントローのKONDOレーシングと大観衆

さらに、ジュリアーノ・アレジ選手らが乗るスープラの姿を横目に見ながら、私は近藤真彦監督の元へ。人混みでなかなか進めず途中で知り合いに会って立ち話をしたりと、ようやくフロントローにたどり着きました。

近藤監督は赤いシャツを着たフェラーリワークスの関係者と談笑しており、その姿は本当にかっこよく、日本チームとしてフロントローを勝ち取った誇りが感じられました。今回はKONDOレーシングから日本人ドライバーの参戦はありませんでしたが、今後への期待は高まります。

そして28万人もの観客が見守る中でニュルブルクリンク24時間レースのスタートが切られました。グリッド上で感じた熱気と興奮は、まさに現地ならではの体験でした。

>>>ドイツ在住池ノ内みどりさんのクルマにまつわるコラムはこちら

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  • 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)
  • 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)
  • ドイツ ミュンヘン市在住 フリーライター&コーディネーター。東京で学生生活を謳歌した後にオーストリアのザルツブルグで再び学生生活を謳歌し、なんとか卒業。三度目の学生生活を謳歌しにミュンヘン大学入学を機にドイツへ。ミュンヘン大学在学中の現地広告代理店でのアルバイトがきっかけで、モータースポーツに魅せられて大学を中退し、モータースポーツ業界へ飛び込む。愛車のBMW M240iカブリオレを駆り、ヨーロッパ各国のサーキットへ取材に向かう。趣味はアルプスの峠越えドライブと蚤の市めぐり。好きなサーキットはニュルブルクリンクとスパ・フランコルシャン。ヨーロッパ生活はもう少しで30年。
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