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直列4気筒ターボ搭載で新登場! サーキット専用「M2レーシング」は見せた驚異的進化!!【Key’s note】

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TEXT: 木下隆之(KINOSHITA Takayuki)  PHOTO: 木下隆之(KINOSHITA Takayuki)

排気量と気筒数減少でも総合的性能は向上!
実戦ラップタイムが証明する新開発思想は!?

新型「M2レーシング」では、4気筒エンジンの採用によりフロントの軽量化と重量バランスの改善が図られ、さらにコントロール性が高められているというから期待が高まります。実際にシャシーレベルが高まったことで、操縦安定性がレベルアップしています。エンジンが4気筒になったことでノーズも軽くなり、よりフットワークがシャープに進化しているのです。

その成果は実戦でも確認されています。2025年のニュルブルクリンク24時間レースにテスト参戦しており、新型「M2レーシング」が旧型モデルと遜色ないラップタイムを記録したとされています。排気量と気筒数を減らしながらも、総合的な性能向上が実現された形です。

近年のレーシングカー開発では、単純な出力向上よりも、扱いやすさや効率を重視する傾向が強まっています。ドライバーが安定して速いラップタイムを刻めることや、タイヤや車両への負担を抑えることが、耐久レースではとくに重要とされるためです。

「M2レーシング」は、こうした現代の開発思想を反映したモデルといえます。パワーの増大ではなく、車両バランスやドライバビリティを重視することで、結果として速さを引き出すというアプローチが採られているからです。

BMWのカスタマーレーシングカーは、これまでも多くのチームに供給されてきました。新型「M2レーシング」は、その流れのなかで、より扱いやすく、かつ競争力の高いモデルとして位置づけられています。今後、ワンメイクレースや耐久レースでどのような実績を残すのか注目されます。

【主要諸元】
新型M2レーシング(カッコ内は旧型M2 CS Racing)

・ベースモデル
G87型(F87型)
全長×全幅×全高:4587mm×2068mm※×1369mm(4461mm×全幅×1854mm×約1410mm)
ホイールベース:2747mm(2693mm)
車両重量:1498kg(約1520kg)
エンジン形式:直列4気筒DOHCターボ(直列6気筒DOHCターボ)
排気量:1998cc(2979cc)
最高出力:313ps(280〜450ps※)
最大トルク:420Nm(550Nm)
トランスミッション:8速AT(7速DCT)
駆動方式:後輪駆動

※レース仕様やBoPにより変動

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  • 木下隆之(KINOSHITA Takayuki)
  • 木下隆之(KINOSHITA Takayuki)
  • 1960年5月5日生まれ。明治学院大学経済学部卒業。体育会自動車部主将。日本学生チャンピオン。出版社編集部勤務後にレーシングドライバー、シャーナリストに転身。日産、トヨタ、三菱のメーカー契約。全日本、欧州のレースでシリーズチャンピオンを獲得。スーパー耐久史上最多勝利数記録を更新中。伝統的なニュルブルクリンク24時間レースには日本人最多出場、最速タイム、最高位を保持。2018年はブランパンGTアジアシリーズに参戦。シリーズチャンピオン獲得。レクサスブランドアドバイザー。現在はトーヨータイヤのアンバサダーに就任。レース活動と並行して、積極的にマスコミへの出演、執筆活動をこなす。テレビ出演の他、自動車雑誌および一般男性誌に多数執筆。数誌に連載レギュラーページを持つ。日本カーオブザイヤー選考委員。日本モータージャーナリスト協会所属。日本ボートオブザイヤー選考委員。
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