伝説のナナマルをプロボックスで再現した専門店こだわりの1台が熱すぎる
街中を縦横無尽に駆け抜ける商用車の雄、トヨタ「プロボックス」。その驚異的な実用性はそのままに、誰もが憧れる伝説的な4WDへと変貌させる魔法のようなボディキットが登場した。福岡のプロボックス専門店「箱ばん屋」が生み出した「“70” BOX(ナナマルボックス)」は、単なるフェイスチェンジの域を超えた情熱とこだわりが凝縮されている。働くクルマが放つ、タフでレトロな新境地の魅力を存分に堪能してみたい。
名車のエッセンスを随所に散りばめたフロントとサイドビューが目を引く
ベースとなるのは2014年8月以降の160系トヨタ「プロボックス」だ。働くクルマとしてのイメージを大きく覆し、あの希少なSUVを思わせる存在感へと変貌させる大胆なスタイルが魅力である。
ボンネットは純正の上から装着するカバータイプを採用している。両サイドが立ち上がる造形によりフロントに厚みが生まれ、力強さを演出する。ヘッドライトはモチーフ車の純正品をベースに、フロントグリルやフェンダーウインカーを組み合わせて顔を一新している。
サイドの印象を決定づけるのがベンチレーションダクト風(空気取り入れ口のような意匠)のパーツだ。実用機能は持たないが、モチーフ車両の意匠を巧みに表現し、強いアクセントとなる。前後に備わるオーバーフェンダーもワイド感と迫力をグッと後押ししてくれる。
アンダービューミラー(車両前方の死角を確認する鏡)は、モチーフ車用の純正パーツを装着できるようトヨタ プロボックス専用にベースを製作した。フェンダー左右に配するデストロイヤーエンブレムや、ダミー仕様のアドブルーカバー(尿素水補充口の蓋)も用意し、ディテールで世界観を高めている。

リアのレイアウト変更とタフなムードを両立する荷室が実用性を高める
純正ではリアゲート左右にあるテールランプを、リアバンパーへレイアウト変更した。元のテールランプはカバーで処理し、全体の統一感を追求する。リアバンパーはコーナーに張り出しを持たせ、重厚なリアビューを実現している。
積載力向上とオフ感の演出に貢献するルーフラック(屋根上の荷物載せ)も用意されている。ベージュの個体にはイノー製ルーフレールとスーリー製バスケットを装着し、ブラックの車両にはハードカーゴ製ワークキャリアを装着した。
ラゲッジ(荷室)にはアルミ製の縞板(滑り止めの模様が入った板)を用い、焼き付け塗装によるマットブラック仕上げとした。キズを気にせずガシガシ使える実用性と、タフなムードを両立する逸品だ。
職人が一点ずつ手描きで仕上げるこだわりのインテリアに驚かされる
インパネは塗装でウッド調を表現している。職人が一点ずつ手描きで木目を入れるため、同じ柄は存在しない。シートカバーは多彩なメーカーから選択可能で、ブラックの車両にはサンディ製を装着している。
現在はコンプリート販売(完成車販売)のみでの提供となる。新車・中古車を問わず予算でベース車両を用意し、キットを組み込んだ状態で納車してくれる。価格は車両代に加えて150万円だ。

ここからお好みで全塗装やタイヤ&ホイール、リフトアップ(専用パーツで車高を上げること)、ルーフラック、内装カスタムやスピーカー関連などを追加し、自分仕様へ発展させることも可能だ。遠方のユーザーとも電話やLINE、Web会議ツールで打ち合わせ可能で、別途費用は必要だが全国納車にも対応してくれる。車検対応を前提にプランニングしてくれる点も安心できるポイントである。
モチーフとなる車両は希少で入手困難だ。だからこそ、そのエッセンスをトヨタ プロボックスで表現し、日常で気兼ねなく楽しむ選択は、大人の知的な遊び心といえる。使い勝手の良さはそのままに、伝説のスタイルを日常の相棒にする。そんな贅沢なカーライフを、このナナマルボックスは確実に叶えてくれるはずだ。






































