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NISMO FESTIVAL 20th anniversary『ニスモフェスティバルの20年史を振り返る2006~2010』

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市販車/スーパーGT/ニュルテストカーを太っ腹展示

『2007y 第11回ニスモフェスティバル』

‘07年の東京モーターショーで復活を果たしたGT-R。『NISMO FESTIVAL』も当然第3世代のR35型が主役!デビュー前のR35型が惜しげもなく披露され、その脇を歴代のGT–Rが固める。富士スピードウェイはR一色に染まった。
ニスモフェスティバル、2006~2010、ニスモ、GT-R、ハコスカ、ダットサン、ラリー、スーパーGT、グループA

 

スカイライン50周年の節目新時代の到来を感じさせた

平成19年(2007)年のニスモフェスティバルを待ちわびたファンも多かったことだろう。それは10月に新世代のR35型GT-Rが発表されたからに他ならない。東京モーターショーに展示されたR35型は見たが、実際に走る姿を見たことがないというのが大半だったはず。

ニスモフェスティバル、2006~2010、ニスモ、GT-R、ハコスカ、ダットサン、ラリー、スーパーGT、グループA

イベント広場には市販車のR35型を展示。5年振りの復活。そして、デビュー直前との展示とあって終日黒山の人だかり。あらためてGT-R人気を感じた。

となれば、『NISMOフェスティバル』でR35型の雄姿を見ることができるかもしれず、”もしかしたら翌シーズンを戦うR35型のGT500マシンも公開されるかもしれない”と、妄想を膨らませたに違いない。
そんなファン心理をあおるようにこの年のサブタイトルは“SCOOP2007”そしてポスターのメイン写真は誰が見ても新生GT-Rのテールランプとわかるものだった。

ニスモフェスティバル、2006~2010、ニスモ、GT-R、ハコスカ、ダットサン、ラリー、スーパーGT、グループA

‘07年は座間記念庫に保管されていたケンメリレーシングをレストア。ハコスカのレーシングマシンと共にコースを疾走。往年のファンは感涙だ。

マーチカップ、Zマスターレースと続き、人気コンテンツのカテゴリー混走模擬レース1ではハコスカGT-R軍団が登場、そして第2レースではR32型/R33型/R34型の第2世代と呼ばれるスカイラインGT-Rのマシンが出場。いつになくGT-R色の濃い内容となっていた。
まさにタイムスリップの余韻に浸っていた大観衆を突如、現実から未来へいざなったのが、新生R35型GT-Rの登場だった。

ニスモフェスティバル、2006~2010、ニスモ、GT-R、ハコスカ、ダットサン、ラリー、スーパーGT、グループA

市販車のR35型のみならず、翌年からスーパーGTに参戦するR35型のGT500開発車両/ニュルブルクリンクテスト車両も登場。GT500マシンはフィナーレ直前に姿を現し、夕焼けを浴びながら富士に集まったファンにお披露目した。

“NISSAN GT-Rパフォーマンスデモンストレーション”と銘打った催しでは、ニュルブルクリンクサーキットでテストした車両を持ち込み、スーパー耐久レース仕様のフェアレディZとストレート上で真剣勝負を行なった。ブレーキング、0~200m加速、スラロームなど全項目で圧勝し、R35型の性能の高さをアピールした。そして、最後にGT500仕様のR35型が疾走。会場は盛り上がった。

ニスモフェスティバル、2006~2010、ニスモ、GT-R、ハコスカ、ダットサン、ラリー、スーパーGT、グループA

‘96年のル・マン24時間レースを戦ったR33型のNISMO GT-R LMもレストア。新世代GT–Rの登場に華を添えた。隣に立つのは北野元氏と近藤真彦氏。

ニスモフェスティバル、2006~2010、ニスモ、GT-R、ハコスカ、ダットサン、ラリー、スーパーGT、グループA

ニスモフェスティバル、2006~2010、ニスモ、GT-R、ハコスカ、ダットサン、ラリー、スーパーGT、グループA

グランドスタンドに設けられた花道を通ってドライバー/監督がコースに登場するというコンサートのような粋な演出も。交流も魅力のひとつ。

 

【↓次ページに続く↓】

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