【コンプレッサーが故障している場合】
コンプレッサーとは、冷媒ガスを圧縮することで液化と気化を繰り返す装置で、円形の筒状をしている。
エアコンのスイッチをONにした時に、コンプレッサーから「カチッ」というマグネットクラッチの作動音が聞こえない場合、不具合が出ている可能性がある。
また、ガス不足によって動かなくなることも考えられ、ガスを補充すれば作動することも。プロに見てもらうといいだろう。
他にもガス詰まりで起こる内部圧力の異常、センサー関連、ファンの故障など、エアコンが効かない原因はいくつも考えられる。
こうなった場合の原因追求は、やはりプロに頼るしかない。ディーラーや一般の整備工場に加えて、エアコンの点検・修理に特化した”電装屋”という生粋のプロもいる。一般ユーザーにはなじみが薄いかもしれないが、ネットなどで調べれば見つかるはずだ。
ちなみに、トラブルの原因を特定するには、専用リークテスターや圧力計(エアコン用ゲージマニホルード)など特別な機材も欠かせない。
内容によっては診断費用がかかってしまうことも忘れずに。
(レポート:Auto Messe Web編集部)