ポルシェファン必見のイベント「Porsche Sportscar Together Day 2019」6月15〜16日開催

投稿日：2019.05.07

TEXT: 石田徹 PHOTO: ポルシェ

最新型911を日本で初披露！

　ポルシェジャパンは、6月15日（土）〜16日（日）の2日間にわたって、静岡県の富士スピードウェイで「Porsche Sportscar Together Day 2019」を開催する。会場では昨年11月のロサンゼルスショーでワールドプレミアされた新型ポルシェ911を日本で初披露。そしてポルシェだけで争う3カテゴリーのワンメイクレースのほか、話題のEsportsの決勝戦も開催される。

　ポルシェジャパンがサーキットで主催する年に一度のファンイベントが「Porsche Sportscar Together Day 2019」。2017年と2018年にも同様の趣旨で「Porsche Experience Day」として開催されたが、3回目の今年からは名称を変更。富士スピードウェイをポルシェ一色に染め上げる。

　記念すべき第1回の今回は、超目玉といえる展示が来場者を待ち受けている。なんと昨年11月のロサンゼルスモーターショーでワールドプレミアを果たしたばかりの新型ポルシェ911（タイプ992）が、全国のポルシェセンターでの展示に先駆けてこの場で披露される。さらに歴代911の7世代分も展示予定だ。

　またレーシングコースでは、ポルシェカレラカップジャパン（PCCJ）とポルシェカレラカップアジア（PCCA）に加えて、今年から生まれ変わったポルシェスプリントチャレンジジャパン（PSCJ）の各シリーズが行われる（各レースの詳細は後述）。とくにPCCJはSUPER GTやF1日本GPのサポートイベントとしての開催が多いため、今回はメインのひとつとしてじっくりと観戦できるのがメリットだろう。さらに今年から始まるポルシェジャパン主催の「Porsche Esports Racing Japanシリーズ1」の決勝も開催される。

　そのほか、スタート直前の緊張感漂うドライバーやチームスタッフを間近で見られるグリッドウォークや、トロリーケースからアパレル、ミニカーまで幅広いラインアップを揃えたポルシェドライバーズセレクションの販売など、数多くのプログラムを用意。ポルシェオーナーはもちろんのこと、オーナー以外の来場者も楽しめる内容だ。

　入場にはパスの購入が必要。そのパスには2種類あり、エクスクルーシブな空間で軽食とともに快適なレース観戦を楽しめる「ポルシェラウンジパス（1名1万5000円）」と、レース観戦を基本とした「ポルシェビジターパス（1名2000円）」を用意。どちらのパスでも各種コンテンツを楽しめるが、ラウンジパス購入者には有料コンテンツが特別価格で提供される。

ポルシェカレラカップジャパン（PCCJ）
2001年から日本のレース史に軌跡を刻む国内最高峰のワンメイクレース。ポルシェのモータースポーツDNAが息づく911 GT3 Cup（現在はタイプ991の第2世代を使用）が、鈴鹿をはじめとする日本各地の主要サーキットを舞台に迫力あるバトルを繰り広げる。
第7戦：6月15日（土）、第8戦：6月16日（日）
ポルシェカレラカップアジア（PCCA）
世界各地で行われているポルシェカレラカップのアジアシリーズで、2003年にスタート。アジアのみならずヨーロッパからも多くの若手ドライバーが参戦し、ますます盛り上がるアジアのモータースポーツにおけるショーケースとなっている。
PCCA Race1：6月15日（土）、PCCA Race2/3：6月16日（日）
ポルシェスプリントチャレンジジャパン（PSCJ）
昨年まで開催されていた「GT3カップチャレンジ」が今年から新たに生まれ変わったレースで、タイプ991の第1世代以前の911 GT3 Cupカーを中心に争われている。さらに本大会（第5戦）から、今年1月のデイトナ24時間でワールドプレミアされた「718ケイマンGT4クラブスポーツ」が導入される。
PSCJ 第5戦/第6戦：6月16日（日）