低人気車こそ狙い目!タイプ別で見る値落ち率の大きい中古車4選

低人気車こそ狙い目!タイプ別で見る値落ち率の大きい中古車4選

高年式でも価格は暴落

 中古車の価格は、新車と違って人気度に左右される。ボディカラーやグレードを含めて、人気車の中古車価格は全般的に高く、不人気車は安い。従って年式や走行距離を含めた車両状態の割に、価格の安い中古車が欲しい時には不人気車を狙うと良い。買い得な中古車を見つけられるはずだ。値落ちの激しいクルマ

 ちなみに「30万円」という価格は、1980年頃から今に至るまで、相応に使える中古車の最低価格だ。1980年頃の30万円は、大卒初任給をベースに今の貨幣価値に換算すると55万円前後になる。そう考えると、今は40年前に比べるとクルマを購入しやすくなったといえるだろう。

セダン:日産シルフィ

 その代表が日産シルフィだ。現行型は2012年に登場したから、5年落ちになる2014年式も現行型になり、古さをあまり感じない。値落ちの激しいクルマ

 しかも中古車価格は、2014年式なら70万〜85万円(新車価格の37%)に収まる。3年落ちの2016年式でも、100万〜120万円(新車価格の50%)で売られている。値落ちの激しいクルマ

 シルフィはミドルサイズのセダンで、後席はLサイズセダン並みに広い。実用性が優れているが、現行型は3ナンバー車に拡幅され、5ナンバー車を好むユーザーや法人から敬遠された。緊急自動ブレーキを作動できる安全装備なども備わらないから、人気を下げて中古車価格も安くなった。値落ちの激しいクルマ

 それでも視界が良いから運転しやすく、4名が快適に乗車できるセダンを求めるユーザーに適している。

コンパクトカー:三菱ミラージュ

 フロントマスクなどの外観がいまひとつ日本の市場に合わず、売れ行きが伸び悩んでいる。人気を下げて中古車価格も安くなったが、全長が3800mm以下に収まるコンパクトカーだから取りまわし性は優れている。燃費も良好だ。値落ちの激しいクルマ

 現行型は2012年に発売。それが2014年式でも、中古車価格は30万〜50万円(新車価格の30%)と安い。走行距離は3万〜4万kmと少ないため、上質な中古車を格安で購入できる。値落ちの激しいクルマ

 ミラージュの中古車価格は、2016年式でも70万〜80万円(新車価格の54%)なので、実用的な小型車をなるべく安く買いたいユーザーには適している。

ミニバン:マツダ・プレマシー

 ミニバンで格安の中古車を探すならプレマシーが良い。セレナやヴォクシーのような全高が1800mmを超えるミニバンではないが、スライドドアが装着されて、3列目のシートも相応に使える。しかもミニバンでは背が低いから、峠道などを走っても運転感覚が腰高な印象にならない。値落ちの激しいクルマ

 プレマシーの中古車価格は、2014年式が80万〜100万円(新車価格の43%)だ。2018年に生産を終えたが(発売開始は2010年)、高年式ゆえ内外装から古い印象は受けない。値落ちの激しいクルマ

 2016年式は100万〜120万円(新車価格の52%)になる。実用的なミニバンをなるべく安く買いたいユーザーに推奨できる。

電気自動車:日産リーフ

 電気自動車は、駆動用電池が充放電を繰り返すと、充電できる電気の量が減ってしまう。ガソリンエンジン車に例えれば、給油した回数が増えるに従って、燃料タンクが次第に小さくなるようなものだ。従って古くなるほど、航続可能距離も短くなる。値落ちの激しいクルマ

 そのために電気自動車の中古車価格は、エンジンを搭載したクルマに比べて大幅に安い。先代リーフの場合、2014年式の中古車価格は70万〜90万円(新車価格の28%)と安い。2016年式も同じく先代型で、中古車価格は120万〜140万円(新車価格の46%)だ。値落ちの激しいクルマ

 長距離の移動まで含めて、すべての用途にリーフだけで対応しようとすれば、航続可能距離に無理が生じてしまう。しかしセカンドカーとして短距離移動だけに使うなら、価格の下がった中古のリーフを選ぶ余地もあるだろう。長距離の移動にはファーストカーを使い、リーフは短距離の外出から戻る度に充電すれば、さほど不都合は生じない。「電気自動車を一度は使ってみたい」というクルマ好きのユーザーにも適する。


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