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NASCARトラック・シリーズ第14戦 予選1位ながらもマシントラブルでリタイア

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: Hattori Racing Enterprises

コースレコード更新でポールポジション獲得

 アメリカでもっとも人気のある自動車レース「NASCAR(ナスカー)」の3大カテゴリーのひとつ、「2019NASCAR Gander OutdoorsTruck」シリーズ(トラック・シリーズ)は、ピックアップトラックを模したレーシングマシンで競われるレース。年間23戦が行われるが、ペンシルバニア州ロングポンドにあるポコノ・レースウェイで7月27日(土)に第14戦「Gander Outdoors 150」が開催された。

 元ナスカー・ドライバーである服部茂章氏が立ち上げたNASCAR唯一の日本人オーナー・チームである「Hattori Racing Enterprises(HRE)」は、このシリーズに#16 トヨタ・タンドラを走らせている。

 前戦の第13戦ケンタッキーではマシントラブルで無念のリタイアを喫したHREの16号車は、約2週間のインターバル期間にマシンの修復をし、第14戦のポコノに臨んだ。

 ポコノ・レースウェイは、ペンシルベニア州・ロングポンドに位置するトライオーバル形状の1周2.5マイル(約4km)のコース。バンク角が14度、8度、6度とそれぞれ異なるというすこし特殊なサーキットである。決勝レースはこれを15周、15周、30周の3ステージ合計60周(150マイル:約240km)で競われる。

 第14戦は、7月26日(金)の午前中にフリー走行が用意され、午後には予選、そして27日(土)の午後1時から決勝レースがスタートする。HREの16号車は、フリー走行1回目で11番手と多少出遅れたかのように見えたが、午後の予選セッションではコースレコードを更新してポールポジションを獲得。今シーズンからHREの16号車を託されたオースティン・ヒル選手にとってはキャリア2回目のポールポジション獲得。決勝レースでの優勝への期待が高まるものとなった。

 翌日の決勝レースは、スタートからクラッシュが発生し、イエローコーションが続く展開で始まった。ヒル選手は、最初のクラッシュに巻き込まれたものの走行に支障はなく、第1ステージを4位で終了。しかし、この第1ステージが終わっところでのピットインの際にマシンの不調が発覚。チームが確認するとクラッチ部分に問題があることが判明した。そのダメージは深刻で、そのままリタイアすることを決めた。16号車は前戦に続き2戦連続でのマシントラブルによるリタイアとなってしまった。

 NASCAR Gander Outdoors Truckシリーズは、5日後となる8月1日(木)にオハイオ州ロスバーグのダートオーバル、エルドラ・スピードウェイで第15戦 Eldora Dirt Derbyを開催する。

 

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