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日産が新シーズンのフォーミュラEドライバーを発表

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: 日産

セバスチャン・ブエミとオリバー・ローランドを継続起用

 日産自動車は、2019年11月22日~23日にサウジアラビアのリヤドで行われるダブルヘッダーイベントで開幕する電気自動車のフォーミュラカーで競う「ABB FIAフォーミュラE選手権」のシーズン6に、セバスチャン・ブエミとオリバー・ローランドを継続して起用することを発表した。

「ニッサンインテリジェントモビリティ」の優れたパフォーマンスを訴求する場として初めて参戦した本選手権のシーズン5で日産は、シーズン最多記録となる13レース中6レースでポールポジションを獲得。セバスチャン・ブエミはシーズン終盤に4戦連続で表彰台に立ちランキング2位。オリバー・ローランドはルーキードライバーの中で最多となるポイントを獲得している。

 シーズン5は、日産はチームとして全戦でスーパーポールシュートアウトに進出し、セバスチャン・ブエミとオリバー・ローランドの2名合わせて16回というシーズン最多記録となっている。さらにプラクティスや予選など、2名合わせて17回のセッションでトップタイムを記録するなど、数々の優れたパフォーマンスを発揮した。

 新シーズン「シーズン6」は2019年11月22日~23日にサウジアラビアのリヤドで行われるダブルヘッダーイベントで開幕し、チリのサンティアゴ、メキシコシティー、香港、ローマ、パリ、ソウル、ベルリン、ニューヨークなどの都市で開催され、2020年7月25~26日にロンドンで行われるダブルヘッダーイベントが最終戦となる。セバスチャン・ブエミとオリバー・ローランドを継続して起用することで、シーズン5同様、好成績が期待される。

 セバスチャン・ブエミはシーズン5の第12戦で日産にとって初めての勝利を獲得した。自身のフォーミュラE キャリアにおいては、これまでに13勝、14ポールポジション、7つのファステストラップ記録を保持している。

 またオリバー・ローランドはシーズンを通して10回のセッションでトップタイムを記録し、中国三亜で行われた第6戦では日産として初の表彰台を獲得した。

 シーズン5でセバスチャン・ブエミは素晴らしい活躍をし、ドライバーズランキングで2位となり、またオリバー・ローランドも初参戦のシーズンで多く活躍を見せて、優れたドライバーであることを証明していることもあって、シーズン6のドライバーラインアップに自信をもってこの2人を継続起用した日産自動車。セバスチャン・ブエミとオリバー・ローランドは常にチームを前進させることを優先して、日産自動車に勝利もたらせてくれそうだ。

 

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