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ジムニーシエラに実用性とカッコよさを両立した大人のマリンレジャー仕様【東京オートサロン2020速報】

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

クルマもお洒落にアクティブを楽しむ

 1月10日(金)~12日(日)、幕張メッセで開催中の『東京オートサロン2020』に、スズキは「ジムニー シエラ・マリンスタイル」を参考出品。大人のマリンスポーツをテーマにした、実用性と見た目のカッコよさの双方を備えた魅力的な1台を紹介したい。

 発売から1年半が経過した現在でも人気は衰えず、納車まで半年~1年かかるなんて話もあるジムニー シエラ。山も海も似合うオフロード車として高い評価を受けるが、それをベースにスズキがマリンレジャーをイメージさせる、コンセプトモデルを作り上げてきた。

 それが「ジムニーシエラ・マリンスタイル」だ。まず、エクステリアで目を引くのは、ルーフの左右に取り付けられた釣竿を収納するロッドケース。通常はラゲッジ内に置いたり、室内の天井にロッドホルダーをセットするが、外装の一部とすることでドレスアップ効果も期待できる。

 また、リヤゲートに装着された無骨なデザイン収納ボックスや、ドアの下に設けてある乗降をサポートするステップにより、実用性と同時にワイルドでタフな印象もアップさせていた。

 そして、インテリアでは内装にウエットスーツの素材を採用するなど、見る人が見れば分かる大人のオシャレも欠かさない。砂浜やそこまで至る未舗装路の走破性は言わずもがな、海辺でのアクティビティをあらゆる面でバックアップ。大人だけでなく、アクティブな若者にとっても頼れる相棒となってくれるに違いない。

 なお、ブースにはスズキの小型艇『S17』も展示しているので忘れずにチェックしてほしい。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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