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ルックスだけじゃない! 実用性も向上できるオススメの自動車カスタムパーツは?

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

劣化防止グッズから家族が嬉しいアイテムまで

 通勤や通学に休日のロングドライブと、毎日クルマを欠かさず使う人にとって、疲労感の軽減や手入れの楽さは非常に重要。今回は快適な車内環境を作ってカーライフの質を向上させる、オススメのアイテムを5点セレクトしてみた。

【シートカバー】

 まずは車種ごとに専用設計された「シートカバー」。汎用品もあるものの、その多くはデザインやフィッティングがお世辞にも抜群とはいえない。それに比べ、車種専用品ならば車格に合わせた材質やカラーが豊富に設定されており、フィッティングの高さに関しても言うまでもなし。

 ドレスアップ効果は改めて説明するまでもないが、実用面でのメリットは純正シートの劣化を防ぐこと。雨水や泥はモチロン、落ちにくいオイルや食べ散らかしたお菓子、タバコの灰などなどあらゆる汚れからシート本体を守ってくれる。拭き取りがしやすいPCV生地やタバコの焦げを防ぐ難燃性の生地もあり、使用環境やオーナーの好みで選択肢が多いのもありがたい。

 

【フロアマット】 

 次は「フロアマット」。多くの人は純正品をそのまま使っていると思うが、アウトドアやウインタースポーツが好きな人は、掃除がラクで水丸洗いも可能なラバー製を選ぶのもアリ。そのため、トランクやラゲッジ内に使用するタイプもおすすめで、近年は愛車にピッタリな車種専用品も販売されている。布製フロアマットも撥水加工や防炎加工が施された商品や、遮音性が高い毛足の長い商品などいくつもタイプがあるので、自分のスタイルに合ったモノを選ぶといいだろう。

 シートカバーと同じく車種ごとの専用設計であれば、サイズはピッタリだしズレ防止の純正フックなどもそのまま使用可能。特に運転席はペダル操作に不具合をきたす場合があるので、汎用品ではなく車種専用を選択することをオススメする。

 

【ペダルカバー】

 同じく足もとのグッズでいえば純正ペダルに被せる「ペダルカバー」もイチオシ。見た目がカッコよくなるだけじゃなく、商品によっては足のサイズに合わせたペダル位置の調整ができ、操作性の向上や疲労の軽減に貢献してくれる。 細かいことをいえばペダル本体が摩耗するのも防ぐので、年間の走行距離が多いユーザーにとっては無視できないかもしれない。アルミ製で滑り止めがついていないタイプは雨天時に滑る可能性があるので、購入時はしっかりとチェックしておきたい。

 

【ウインドウフィルム】

 プロに頼むと費用は多少かかるが「ウインドウフィルム」も意外なほど快適さの向上に役立つ。赤外線カットのフィルムはエアコンの効きが変わったと感じるほど車内の温度を下げ、おまけにドライバーや同乗者の日焼けを防ぐ効果(紫外線カット)も高い。 透過率が保安基準を満たしていれば運転席と助手席にも貼れるし、リヤはプライバシー重視で色付きと分けてもオッケー。紫外線によって内装が変色したり劣化するのも抑えられ、一度でも体感すると次のクルマでも必ず施工する、なんてユーザーが多いのも納得できるハナシ。

 

【ルーフボックス】

 最後はちょっと大物で「ルーフボックス」。以前はサイズなどスキーを前提とする製品が多かったけど、アウトドア好きにとっては汚れた道具を収納でき使い勝手が非常に高い。使い終えた赤ちゃんのオムツやペットの糞、廃棄する食材の残りなど悪臭を発するモノも、ルーフボックスに入れておけば車内での飲食も抵抗がないだろう。 さらに広い駐車場で自分のクルマを見つけやすかったり、雨がダイレクトにルーフへ当たる面積が減り、遮音性が高くなるといったメリットも無視できない。 難点は価格がそれなりに高価なこと、空気抵抗が増えて重心も高くなること。もっとも大手メーカーはエアロダイナミクスにこだわった製品が多く、積載物が規定重量の範囲であればクルマの運動性能に大きく影響することもないだろう。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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