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なぜいま軽トラなのか? 流行りだしたカスタムと熱すぎる5台

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TEXT: 岩田部屋  PHOTO: K-STYLE編集部

今が旬のリフトアップスタイルを軽トラでも!

 軽トラではいまリフトアップスタイルも流行っている。リフトアップとは車高を下げるローダウンとは逆に、車高を上げてたくましいスタイリングに仕上げること。キャンプ&アウトドアブームの後押しもあって、ちょっとした林道や未舗装路を走りたいオーナーに人気が高い。
 またシャコタンとは違ってストレスなく走れることから、街乗りがメインというオーナーからも注目を集めているカスタマイズテクニックである。

 兵庫県の但東自動車(https://www.tantojidosha.jp/)はそんな軽トラのリフトアップを得意とするショップで、車高を上げることに特化したオリジナルのサスペンションキットを開発・販売している。フロントに車高調、リアにロングショックを採用した2インチ(約5センチ)アップキットは、見た目だけでなくシーンに合わせて減衰力をセッティングできる点が大きなメリット。5センチも上げると構造変更が必要になるが、視覚的効果や走破性の向上など、その利点は数多い。

 構造変更せずにリフトアップしたいという人には、車高アップ量が控えめな30ミリリフトアップキットも用意している。こちらはフロントのスプリングを純正と交換し、リアのリーフスプリングにブロックを噛ませるだけなので、取り付けの手間を簡略化できるのも嬉しい。

フェイスキットでレトロ感を味わうのもアリ

 大阪のガレージイル(https://www.garage-ill.co.jp)が開発した、現行型のS500系ハイゼット用フェイスキット「JET★GOGO」。こちらのキットはクルマ好きならピンと来たかもしれないが、6代目ハイゼット(1981-1986年)のフロントマスクを忠実に再現したもの。

 ヘッドライトの上に設置したウインカーの形状がそれっぽく見えることから、「まゆ毛」の愛称で親しまれている6代目ハイゼット。当時のハイゼットを手に入れて乗るというのは、年式的にその先のメンテナンスなどを考えるとハードルが高い。しかしこのキットを使ってフロントマスクを丸ごと取り替えたら、機能面はタフな現行モデルのままで、往年のまゆ毛ハイゼットの雰囲気を味わうことができるのだ。

 ちなみに6代目と現行型では車格が2まわりも違うのだが、モチーフとなる6代目から型を取って現行型に合うようにバランスを調整しているから、フィッティングは非常に高い。他にも一方開き風に見せるサイドパネル、チンスポイラーなどの専用エアロパーツを用意しているから、自分だけの1台を作ることも可能。他のハイゼットと被りたくない人は、こういうフェイスキットで差を付けてみてはいかがだろうか。

往年の改造車を彷彿とさせるヤンチャ仕様

 ラストは軽トラの中でも圧倒的な人気を誇る、ちょっとヤンチャな街道レーサー風スタイル。小振りなスポイラーやオーバーフェンダー、ちょっと極太のタイヤ&ホイールを装着してワルっぽいスタイリングへと導く。昔っぽい仕様が大好きな若者から当時改造車に乗っていた40代オーバーまで、幅広い世代に支持されているスタイルだ。

 絶大な人気を誇る大阪のエアロパーツメーカーのKブレイク(http://k-break.com)は、現行型のDA16TキャリイとS500系ハイゼットをイカツく見せるスポイラー類を、「ベビーギャング」ブランドで展開している。
 前方に鋭く突き出したダクト入りのフロントスポイラーや、あおりの後方に取り付けるリアウイング、キャビン後方に付けてインパクトを与えるルーフウイングといった個性的なパーツをラインアップ。

 車高を落とさなくてもローダウンしているかのように見せる、アーチを下げたオーバーフェンダーも人気のアイテム。そこにセットしたホイールも自社製で、街道レーサー時代に流行った純正スチール加工ホイールをオマージュした、その名も「鉄珍(てっちん)」。フルセットで取り付ければ、あの頃の雰囲気が現代に蘇る。JPS仕様で決めたデモカーのように、カラーリングを自分好みにアレンジするのも面白い。

 

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