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お手軽だが効果はバッチリ! クルマの社外エアクリーナーへの交換は「キノコ」か「普通形状タイプ」のドチラが正解?

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

交換頻度でいえば純正がコスパ最強だが・・・・・・

 手軽なチューニングのアイテムとして、昔から人気が高いエアクリーナー。吸気効率を高めパワーアップに繋がるだけではなく、レーシーな見た目やサウンドも人気の理由だ。しかし逆にエンジンが不調になったり、ゴミを吸いやすいという人もいる。そこで社外品のメリット&デメリットを改めて検証したい。

 社外品のエアクリーナーには大きく分けてふたつのタイプがある。ひとつはフィルターが剥き出しになったタイプで、もうひとつは純正とそのまま交換するだけのタイプ。まずは剥き出しタイプからメリットを挙げてみよう。

パワーやトルクの向上がすぐに体感できる

 イチバンは説明するまでもなく、吸気効率の大幅な向上だ。フィルターが文字どおり剥き出しなのでエンジンに送り込む空気の量が増え、当然ながらパワーやトルクのアップに結び付く。

 またレーシーな見た目や迫力あるサウンドも魅力で、インテークパイプから専用設計しさらに効率を高めたり、エンジンルームの熱を遮断する隔壁が付属する製品もある。ただし吸気量が変わることで空燃比がズレて不調になったり、フィルターの目が粗いのでゴミを吸いやすいという『否定派』も。

 確かにクルマのECUが今ほど高性能じゃない時代は、そのようなトラブルも少なからずあった。剥き出しのエアクリーナーに交換したらエンジンが吹けなくなり、原因究明の一環で純正に戻したら直った、なんて事例は決して少なくなかったと思う。しかし現在はECUの性能が飛躍的にアップしており、とりわけ学習能力の進化によりその手の話はほとんど聞かない。

 吸気量の変化を感知したら燃調などを自動で最適化し、パワーアップしないまでも壊れるようなことはないはずだ。ゴミもフィルターを取り外すような間違った使い方や、よほど粗悪な商品じゃなければエンジンに悪影響を及ぼすことはないだろう。

 もっとも集塵能力が高くフィルターにゴミなどが付着するので、純正より短いサイクルでクリーニングまたは新品に交換しないと、本来の性能は維持し続けられないので要注意。次は純正交換タイプについて考えてみたい。

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