手軽さとリーズナブルな価格がメリット
純正のエアクリーナーボックスを残しつつ、内部のフィルターのみを高効率のタイプに交換するので、手軽さと価格的にリーズナブルなのが最大のメリットといえる。吸気効率は剥き出しタイプに及ばないものの純正より上、メンテナンスのサイクルも純正と一緒とはいわないが、剥き出しタイプよりは間違いなく汚れにくいはず。
見た目やほぼ吸気音がノーマルなのでドレスアップ効果は皆無だけど、いわゆる『羊の皮を被った狼』的な仕様を目指すなら逆にアリかもしれない。なお細かいことをいえば剥き出しタイプも純正交換タイプも、ECUでセッティングすればエアクリーナー本来の性能を引き出せるし、排気パーツとの組み合わせでも効果に差は出る。吸排気系に続くチューニングとしてECUが推奨されるのは、こういった理由もあるのだ。