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「シャコタン農家」に「フルエアロ魚屋」! 衝撃の働くカスタム軽トラ3台

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TEXT: 佐藤知範  PHOTO: K-STYLE編集部、Auto Messe Web編集部

仕事もカスタムも、その両立も可能な素材

 軽トラは働くクルマの代表格。農作業をはじめ、建築系、運送、移動販売等々、全国各地、さまざまな分野で活躍している。

 その一方で、カスタマイズを楽しんでいる人も沢山いるのはご存じだろうか。ドレスアップしてイベントやミーティングに参加したり、荷台を活用したキャンピング仕様を作ってみたり、エンジンチューンを施してサーキット走行をこなすユーザーまでいる。

 意外に思われるかも知れないが、軽トラはアフターパーツが非常に多い。足まわり関係をはじめ、エアロ、タイヤ&ホイール、マフラー、インテリア、チューニング系、荷台のカスタムパーツまで、大抵のものは揃っている。乗用の軽自動車より豊富なくらいだ。

 何よりも質実剛健さが求められる軽トラに、そもそも飾り気はない。しかし、だからこそカスタマイズの余地も大きいといえる。そしてパーツもクルマ自体も比較的低価格だから、イジろうと思ったら気軽にやれる。ビジネスで使っている場合はいろいろと制限もあるだろうが、その辺にうまく折り合いを付けられるなら、お手頃な「仕事クルマ兼遊びクルマ」に仕立てられるだろう。

 今回は仕事用として軽トラをガンガン使い倒しながら、同時に自分なりのカスタマイズを楽しんでいるオーナーたちを紹介したい。

 

実は新鮮な魚介をいっぱい載せて走ってます

 基本的に車外エアロは純正バンパーよりもサイズが大きい。つまり段差などで擦ったり割ったりするリスクも高まるため、あまり仕事クルマには向いているとはいえないのだが、それは百も承知で装着している。しかも、210系クラウンアスリートのような稲妻グリルを備えた個性派デザイン。ルックスは完全にドレスアップカーだ。 この軽トラが、いつも豊洲直送の新鮮な魚を積んで走っているとは誰も予想できないだろう。よく見るとドアに「Luxury Fishmonger(=高級鮮魚店?)」というヒントが描かれているが、アメリカンなカスタムペイントだからまったくソレっぽく見えない。

 オーナーはかつて左ハンドルのDA63TキャリイでKスタイル(弊社発行の軽自動車カスタムマガジン)の表紙を飾った男。他にもド派手なファイヤーパターンをあしらったアルファード顔のヴェルファイアや、1978年製コルベットC3なども所有する根っからのクルマ好き。このS500Pハイゼットは彼のコレクションからすると地味(?)な部類に入る。

「それでも普通の感覚からするとやっぱり派手なのか、仕事仲間からは『大丈夫なの?』みたいに聞かれることもありますね(笑)。自分としては1/1チョロQみたいなコンセプトでマイペースに楽しんでいます」。

 職業は鮮魚バイヤー。飲食店などからのオーダーを元に豊洲市場で買い付けを行い、それをこのドレスアップハイゼットで配送するのが主な仕事だ。以前は築地で買い付けをしていたが、市場移転と共に豊洲に移り、同じ業務を続けているという。

「市場は朝が早いので、自宅を出発するのは夜中の午前1時。大変ですが、毎日イジったクルマで出掛けられるのはやっぱり楽しいです。会社は自分で経営しているので、改造車でもコンプライアンス的には問題ありません(笑)。お客様にご迷惑が掛からない限りは、今後もこのスタイルでやっていきたいです」。

 

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