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100年続くにはワケがある! スズキの底力を思い知らされる歴代名車8台

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TEXT: 遠藤正賢  PHOTO: Auto Messe Web編集部,SUZUKI

【エスクード(初代)】

 トヨタRAV4やホンダCR-Vよりも6年以上早い1988年にデビューし、ライトクロカンの先駆けとなった初代エスクード。だが後発モデルのように乗用車ベースのモノコックボディではなく、ラダーフレームにリヤリジッドサス(フロントはストラット式)、副変速機付きパートタイム4WDを備えており、オフロード走行にも充分耐えうる設計となっていた。

 デビュー当初は全長3.5m強の3ドアのみだったが、90年には全長4m弱の5ドア車「ノマド」が追加されている。

【カプチーノ】

 オートザムAZ-1、ホンダ・ビートとともに「ABCトリオ」と呼ばれる90年代軽自動車オープンスポーツの1台、スズキ・カプチーノは1991年に登場。他の2台がリヤミッドシップを採用するのに対し、カプチーノはF6A型ツインカムターボエンジンをフロントミッドに搭載するFR車だった。

 軽自動車初の四輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用するほか、ハードトップ、Tバールーフ、タルガトップ、フルオープンの4通りに使えるルーフ構造を備えていた。

【ワゴンR(初代)】

 バブル経済崩壊直後の1993年に生まれた初代ワゴンRは、それまでの軽自動車にないFF背高ワゴンパッケージを採用。FRベースの1BOX車に対してフロアを低く取れるため、全高1.7m弱ながら、大人でも乗り降りしやすく充分に広い居住空間、ユーティリティ、視界の広さを実現していた。

 また、70%もの部品を他車と共通化することで、最廉価グレードで79万8000円という低価格を可能にした合理的な設計も、軽自動車の世界に大きなパラダイムシフトをもたらした。

【スイフト(二代目)】

 2000年に発売された初代スイフトはプラットフォームをワゴンRワイド、ドアなどの外板を軽クロスオーバーSUVのKeiと共用する安価な小型車という位置付けだったが、04年デビューの二代目ではスズキ初のトーションビーム式リヤサスペンションを採用する登録車専用プラットフォームを新開発。

 欧州市場を意識して走りとデザインも劇的に洗練させたことで大成功を収め、08年5月にスズキ最短となる3年8ヵ月で世界累計生産台数100万台を達成している。

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