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ドレスアップ目的じゃなかった! 「稲妻・矢印・リボン」クルマに貼られる「意味ある」ステッカー

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部、AC

貼らないと緊急時に対処ができないモノも

 お手軽なドレスアップの定番といえば、誰もが思い付くであろうステッカー。パーツのブランドやキャラクターなど多種多様だが、なかには意味が分かりにくいモノもある。その代表ともいえるアイテムを数種類ピックアップして、本来の目的や由来を解説してみたい。

 まずはレーシングカーから生まれたステッカーで、特に見かける頻度が高いと思われるふたつを紹介。青地の三角に赤で稲妻のような矢印が書いてあるのは、キルスイッチと呼ばれる電源を強制的にカットして、エンジンを停止させる装置の位置を指す。普通のクルマであればキーを回してエンジンを止めるが、レースカーは緊急時に火災などの二次災害を防ぐため、外部にキルスイッチを装備するのが当たり前。

 その場所を誰もがパッと見ただけで分かるように、共通のデザインが採用されているというワケだ。消火器を設置してある場所を示すステッカーも同様で、コチラは白地の円形に赤で“E”と書いてあり、Eは消火器を英語にした『FireExtinguisher』からきている。

 レーシングカーの定番といえば、バンパーに貼られた矢印も忘れてはいけない。

 コレは牽引フックの位置を示しており、クラッシュやコースアウトした車両を速やかに回収することが目的。純正の牽引フックはバンパーのカバーを外さないと使えなかったり、ローダウンやエアロを装着した車両では使えない場合もあるため、最近は一般の走行会でも専用の牽引フックが推奨されている。

 余談だけど昔の鉄製で固定式の牽引フックは、突起物で事故のダメージを大きくする危険性があるため、現在は折りたたみ式もしくはシートベルトの生地を使った布製がメジャーだ。ステッカーと呼ぶべきかどうかは微妙だが、ドライバー名や血液型を貼るのもお約束。

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