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振り返れば「ここまでやるか」の衝撃! 歴代ホンダ・タイプRの「濃すぎる」中身

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TEXT: 遠藤正賢 PHOTO: 本田技研工業

シビック・タイプRユーロ(FN2・2009年)

 8代目シビックは日米と欧州とで異なるプラットフォームを用いていたが、このシビックRユーロは、センタータンクレイアウトにフロントがストラット式、リヤがトーションビーム式のサスペンションを持つ、フィットに近いメカニズムの欧州仕様をベースとした3ドアハッチバックだ。

 4ドアのFD2型シビックRとの関係性は、先代のDC5型インテRとEP3型シビックRに近いもので、K20A型エンジンは201ps/7800rpm&19.7kgm/5600rpm、フロントブレーキキャリパーは片持ちの2ポットで、タイヤも225/40R18のブリヂストン・ポテンザRE050Aと、やや控えめかつ街乗りにも配慮したものとなっていた。

 国内デビューした2009年11月には2010台、10年10月には1500台の台数限定モデルとして、日本では販売された。

シビック・タイプR(FK2・2015年)

 日本では8代目の生産終了とともにシビックは一旦姿を消したものの、その他の市場では2011年以降順次9代目にフルモデルチェンジし販売が継続された。だがモデル末期となる2015年10月、この9代目シビックをベースとしたタイプRを、750台限定で日本でも販売することが発表された。

 このFK2型シビックRは欧州仕様5ドアハッチバックをベースとしており、そのプラットフォームはFN2型シビックRユーロの進化形だ。しかしエンジンは直噴ターボ化されたK20C型となり、最高出力は310ps/6500rpm、最大トルクは40.8kgm/2500-4500rpmへと劇的に性能がアップした。

 それに合わせてシャシーも全面的に強化。ナックルとストラットを分離した「デュアルアクシス・ストラット・フロントサスペンション」、ロール剛性を177%向上させた「クラッシュドパイプ・トーションビーム・リアサスペンション」に加え、電子制御ダンパーを採用。

 タイヤは235/35ZR19のコンチネンタル・スポーツコンタクト6が標準装着された。ボディも、フロントまわりに補強材を追加しつつドア開口部などに構造用接着剤を使用するなど、剛性アップが図られている。

 これらのチューニングを受けたFK2型シビックRは、ニュルブルクリンク北コースで当時のFF量産車最速となる7分50秒63をマークする実力を得るに至ったが、価格も大幅に上昇。FN2型シビックRユーロ2010年モデルより128万円も高い、428万円のプライスタグを提げるようになり、動力性能面でも価格面でも、もはや若者に手が届くスポーツカーでは完全になくなってしまった。

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