夏の暑さは旧車をバテさせる! いま行うべき「液類」+αのメンテナンスとは (1/2ページ)

夏の暑さは旧車をバテさせる! いま行うべき「液類」+αのメンテナンスとは

年式に限らず定期点検が重要

 今年の夏は暑かった! その夏の暑さで身体が弱り、10月の今頃になって体調を崩す人も少なくない。クルマも同じように、夏の間にダメージを受けて調子を崩すことがあるので、涼しくなったこの季節だからこそ、きちんとメンテナンスをしておきたい。

 ここ数年で、ネオクラシックの人気が高まっている80年代から90年代の車種も含め、旧いと言うだけでメンテナンスに気を使わなといけないのは当然のこと。今のクルマにはない要整備箇所もあり、尚更注意が必要といえる。旧いクルマだと余計にメンテナンスには気を遣いたい

 この時期、とくにおすすめなのはオイル交換とフルード交換だ。エンジンオイルは猛暑の中で油温が上がり、劣化が進んでいる。最近のクルマなら前回の交換から1万km以上、ネオクラなら5000km以上走っていたり、チョイ乗り(1回の走行が8km以内)メインだったり、渋滞やアイドリングの時間が長かったクルマは、冬が来る前にオイル交換を行いたい。エンジンオイルも調子を維持するために、こまめに行いたい

 もうひとつ、ブレーキフルードとマニュアル車ならクラッチフルードも要チェック。ブレーキフルードは湿気に弱く、長期間使っているうちに湿気を吸って、水分が混じりだしてしまう。フルードに水分が混じると沸点が低くなり、熱で気泡が入ってしまうため、ペダルを踏んでも“気泡”が潰れるだけで、ブレーキが効かなくなったり、クラッチが切れなくなることがある。これが、いわゆるペーパーロック現象だ。クラッチ踏んでも切れない場合があるのは、実はフルードが原因かもしれない

 ブレーキフルードもクラッチフルードも、高温多湿の日本では、ふた夏超えたら交換するのが理想。つまり2年に一度の交換が目安となっている。ブレーキフルードは比較的、定期的に交換している人が多いようだが、クラッチフルードは忘れられがちだ。交換をしたばかりのクラッチフルード

 その結果、この夏渋滞にはまっているうちに、クラッチペダルを踏んでもクラッチが切れなくなって焦った! というMT車のオーナーもいたようだ。リザーバータンクを見て、フルードが透明ではなく茶色っぽく変色していたら、早めに交換してしまおう。

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