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30年落ちなのに「新車」より「中古」が高い! スーパーカーでもないのに「驚き価格」の国産車4選

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TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: ホンダ、トヨタ、スズキ、Auto Messe Web編集部

3)トヨタ スターレット(KP61)

 現在ではパッソやヤリス(旧ヴィッツ)が担うトヨタのコンパクトカーラインナップだが、90年代後半までその座を担っていたのがスターレットだ。スターレットも時代の流れによってモデル途中から前輪駆動へと変貌を遂げていったが、2代目モデルまではFRレイアウトとなっていた。コンパクトなボディにFRを採用した2代目トヨタ・スターレット

 その素性の良さから、ファミリーカーやお買い物グルマとしてだけでなく、モータースポーツのベース車としても重宝され、マイナーツーリング仕様のワンメイクレースも行われていたことでレース用のパーツも豊富に存在していたのである。レースなどに参戦をしていたことからチューニングパーツが豊富だ

 そのため、今でもコアなユーザーに愛され続けている2代目スターレットではあるが、40年近く前の車両ということもあり、店頭に並ぶような状態の良いものは150~200万円弱という価格帯が中心となっていた。参考までに2代目スターレット最終型の価格帯は69.3万円~107.1万円であった。

4)スズキ ジムニー(SJ30)

 未だに長い納車待ちがあると言われている現行型ジムニー。それにつられてか、先代型の最終に近いモデルの価格帯も上がっているようだが、それよりも値段が上がっているのが、第2世代ジムニーの初期型だ。

 SJ30と呼ばれるこのモデルは、1981年デビューにも関わらず2ストロークエンジンを搭載していた。排気量こそ当時の基準の550ccではあったが、古い2サイクルを搭載したのには理由があった。

 それは、2サイクルエンジン特有の低速での粘りのあるトルクだったのである。オフロードを走行する際には低回転時のトルクが必要不可欠ということで、あえて当時のスズキは2サイクルエンジンを搭載したというわけだ。

 しかし、時代の流れから2サイクルエンジンを搭載したジムニーは87年で終了し、気づけば高値で取引されるようになっている。現在ではカスタマイズの度合いにもよるが、100万円弱~150万円ほどが多くなっており、新車時の100万円以下という価格を大きく上回っているのである。

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