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2021年は「軽トラ」遊びがくる! 50万円以下「中古モデル」5台の狙い方

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TEXT: 岩田部屋  PHOTO: K-style編集部、SUBARU

スバル・TT1/2サンバートラック
~今でも高値で流通している最後の「農道のポルシェ」~

◆中古車市場の平均相場:30万~120万円

 現行型からハイゼットのOEMになってしまったことを今でも惜しむ声が多い、スバルサンバー。特に最後の自社製造である6代目・TT1/2は根強いファンが多く、年式が古くても何台も乗り継いでいるオーナーがいる。

 その理由はポルシェと同じく、リアにエンジンを搭載していること。「農道のポルシェ」という異名を持っているのも納得だ。後方に重量があるので荷台が空でも十分にトラクションをかけることができ、足まわりはリーフではなく四輪独立なので、悪路や急な坂もグイグイ突き進む。またスーパーチャージャーを搭載したエンジンも用意しており、走るのが好きなオーナーにも最適。

 そんな特異なクルマだから、今でも中古車相場は高値安定傾向。1000台限定で販売されたWRブルーリミテッド。本来設定がないボディ色や専用内装を採用。未だ150万円前後(!?)で取引されているという脅威の人気ぶり。

 後ろのカバーを外すだけでエンジンがお目見え。このクラス唯一の4気筒で、他の軽トラと比べるとトルクがあり、耐久性もバッチリ。白金プラグの採用など、細部を煮詰めた運送業者の赤帽専用仕様も存在。 約13年の間に数回マイナーチェンジが行われ、フロントバンパーのデザイン変更やヘッドライトのマルチリフレクター化など、主にフロントマスクをメインにリファイン。

 申し分のない積載スペースが確保された荷台。後方のカバーを外せばエンジン上部にアクセスできるが、荷物をフルに積んでいる状態だと外せないのが難点

 新しさを感じる意匠ではなく、純粋に実用性を追求したシンプルなインパネデザイン。ポケットなどの収納スペースも多い。シートは長時間座っていても疲れにくい設計となる。

「エンジンの角度の問題で仕方ないかもしれませんが、サンバーはヘッドのオイル滲みが弱点。現車を確認する時は、カバーを開けてチェックしましょう」。

SPECIFICATIOS(TCハイルーフ・5MT)
全長:3395mm 全幅:1475mm 全高:1860mm 車両重量:770kg エンジン形式:EN07 最大出力:48ps/6400rpm 最大トルク:5.9kg・m/3200rpm 燃費:17.2km/L

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