走り去る「丸テール」「直6サウンド」に一目惚れ! 「ワンオーナーのR32」を手に入れたアメリカ人が語る「GT-R」 愛 (2/2ページ)

アメリカにいながら乗るクルマはすべて「輸入車」

 もともとがクルマ好き。ガレージもあり、工具も揃っていたため、一般的な日本のGT-Rオーナーから見ると、驚いてしまうような作業もやるのがアメリカ流というトコロだろうか。ちなみに以前はどのようなクルマに乗っていたのだろう? 

「パッと思い出すのは、1990年式ホンダシビック、1996年式VWパサート、1973年式BMW2002、2015年式スバルWRXあたりかな。他にも乗ったけど、今は日常の足として2008年式BMW328iに乗ることが多いね。あ、そういえば最近2007年式のBMW335iも買ったよ」

 アメリカにいながら、日本車とドイツ車、つまり「輸入車」にしか興味がないタイラーさんのような人も存在する。とくに彼が生まれ育ったベイエリアのような地域と、海から離れた内陸部とでは、クルマに対する嗜好性が異なることは少なくない。国土の広いアメリカならではの傾向と言える。

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サンフランシスコのR32スカイラインGT-Rに装着されるNISMOステアリング画像はこちら

北カリフォルニアだけでも多数のRファンが存在

 ちなみにアメリカにおける現在のGT-Rを取り巻く状況はどうなのだろう?

「このR32を手に入れた2018年、地元のGT-Rクラブ『NORCAL SKYLINES』に入ったんだ。当時のメンバーは約40名。それが今では110名ほどに増えているよ。さらにアメリカはもちろん、世界規模でのオンラインの繋がりも、エリアを超えてますます深まっているように思えるね」

 最後に日本にいるGT-Rファンにメッセージをもらった。

 「なぜスカイラインGT-Rというクルマの魅力に取り憑かれる人が存在するのか、オーナーになってやっとわかった気がするよ。自分がメンバーでもあるクラブ『NORCAL SKYLINES』に代表されるようなGT-Rのコミュニティの繋がりは本当に深くて、いつも助けられている。いつかGT-Rの故郷である日本にも行って、GT-Rオーナーたちにも会ってみたいね!」

 世界に輸出されている日本車は数多くある。しかし、ここまで世界中のクルマ好きを虜にするモデルは希有な存在だ。「25年ルール」や「投資目的の購入」など、GT-Rを取り巻く輸出についてはさまざまな問題もある。しかし、こうして各国に「GT-Rへの愛」を誓ったオーナーがいる限り、どこで過ごしていようとも、GT-Rは幸せな生活を送れるのだろうと感じるのだ。

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