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今「背がちょい低め」がジワジワきてる! ちょうどいい新旧「スライドドア」軽3台+1

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: ホンダ/三菱/スズキ/Auto Messe Web編集部

三菱eKワゴン

 近年の三菱の軽自動車と言えばeKシリーズです。「良い軽」をもじった日本人らしいネーミングは親しみやすさ抜群の響きと言えます。eKシリーズ第一段は2001年に登場したeKワゴン。以降三菱はさまざまなeKシリーズを展開してきました。

 今でこそ三菱のスライドドア軽と言えばeKスペースですが、それよりも前となる2006年に三菱は2代目eKワゴンでスライドドアを採用していました

 2代目eKワゴンはリヤドアにインナーレール式電動スライドドアを採用(左側)。

 これにより軽自動車という限られた寸法の中で530mmという大きな開口幅を実現していました。また、このインナーレール式スライドドアは一見すると普通のヒンジドアに見えるのも大きな特徴。2代目eKワゴンは1550mmという立体駐車場対応全高ながら、電動スライドドアを装備している唯一無二の存在でもあります。

番外編:スズキ・アルトスライドスリム

 最後に紹介するのは1988年に登場した3代目アルトにラインアップされていたスライドスリム。3ドアハッチバックボディのサイドドア(両側)をスライドドアにしたモデルであるため、現在のスライドドアを装備した軽とはちょっとコンセプトが異なるモデルです。

 とは言え、狭い場所での乗り降りを楽にという目的は一緒です。その目的が見えてくるポイントとしてはスライドドアだけでなく、運転席は乗り降りの際に回転させることが可能となっていることが挙げられます。このような乗降性への取り組みは女性ユーザーの声などを取り入れた結果でしょう。当時の軽自動車はもちろん、国内市場で販売されていたモデルの中でも抜群の乗降性だったことは想像に難くありません。

 回転シートはトヨタヤリスなど、近年オプションなどで設定されているモデルもあり、スライドドアの普及は言わずもがなという状況です。1988年にその2つを装備して登場したスライドスリムは時代を先取りしたモデルと言えます。

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