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「1号車は、野ざらしで保税倉庫に置かれていましたね」伝説の生き証人が語る「ランボルギーニ・カウンタックLP400」日本上陸秘話

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典/キャステルオート/LAMBORGHINI

エンジンがもっさりしているな、という印象

 往時の面白エピソードをいろいろ語ってもらったところで、ふと、シーサイドモーターの新人スタッフだった鞍さんがカウンタック LP400を初めてドライブしたのはいつだったのかが気になった。そのあたりのことについても語ってもらった。

「日本上陸1号車である黒メタのカウンタック LP400を麻布にあった鈑金屋に出し、作業が終了したので取りに行ったときに、同行していたメカニックにお願いして運転させてもらったんです」カウンタック日本上陸1号車「もちろん、松沢社長にはナイショの話です。これがカウンタックの初ドライブ体験だったのですが、乗ると面白くないクルマでした。エンジンがもっさりしているな、という印象でしたね。ミウラとLP400は同じエンジンですが、ミウラ用はフライホイールが軽いので、走りが軽快なんです。カウンタック LP400は、視界が悪いし、乗りづらいし、当時はひとつもいい印象がありませんでした」

「おそらく、ランボルギーニはユーザーから寄せられた、そのような批評も参考にしたので、カウンタックはLP400からクワトロバルボーレまで進化することになったのでしょう。子どもたちのアイドルと大人が楽しく乗るクルマは違いますからね。なので、カウンタック LP400はコンセプトを具現化したモデルかな? と思いました」

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