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超希少なbBオープンデッキを思い切り「シャコタン」に! ターボ装着&MT換装の「痛快」快速ピックアップ

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

意外と流用が難しかったハーネス類

 見た目こそノーマルのように仕上がっているが、苦労話にはこと欠かないとYさんは話す。もっとも大変だったのは配線。bBはヴィッツを筆頭にプラッツやファンカーゴなど兄弟車が多く、また長年に渡って生産されたこともあり、メインのハーネスやECUが何種類もある。コレで大丈夫だろうと思って繋いでみたら適合せず、パーツリストをしらみ潰しに調べたり加工なんかも日常茶飯事。

 とくにメーター関係の配線が多いダッシュボード内は手を焼いたそうで、仲間たちの手を借りつつ2年の歳月をかけて完成させたそうだ。bBオープンデッキのインテリア

 もうひとつはユニットごと移植したABS。本体はフロントバンパーの内部に隠し、配管をほとんど作り直したという。bBオープンデッキのエンジンルーム

ハイラックス純正部品も流用したエクステリア

 エクステリアはシンプルさを心がけており、エアロはフロントに純正オプションのリップスポイラー、ほかはノーマルでボディカラーもホワイトとシルバーと、街に溶け込む自然なスタイリングを目指した。bBオープンデッキのバンパー

 いっぽうで足まわりは「低くても走れる」がテーマで、Tディメンドの車高調にアクスル&ロアアーム加工、メンバー上げと徹底的に手を入れている。bBオープンデッキのホイール

 ハイラックス純正がそのまま装着できたクリアなテールレンズと、それと似たテイストで自作したハイマウントストップランプも面白い。bBオープンデッキのテールランプ

 もっともコレでYさんの理想とする姿になったワケじゃない。次はやや古くなってきたインテリアに手を付ける予定で、内装の張り替えを始め大まかな計画はすでに頭のなかにあるようだ。ベース車両の希少性もさることながら、作業のほとんどをプライベートというからすごい。まだまだ進化しそうなYさんのbBオープンデッキ、次のステージではどんな姿になるのか乞うご期待!

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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