とんでもなく乗りやすい「ニスモ・スカイライン400R」! オトナな乗り味の「無限シビック」! メーカー直系ワークスマシン一気乗り (2/2ページ)

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スポーティさはもちろん微振動を減衰するなど上質な走りも実現した

【MUGEN/シビック】

 最小限のチューニングで最大限の効果を引き出す無限のチューニング。今回試乗したMUGENシビックはまさにそんな無限らしいチューンナップであった。現行型シビックは走りの性能を磨き込んで登場したが、かつてのシビックが軽快な走りの性能を備えていたように、ダイナミックでスポーティな走行性能を現代風にアレンジしており、新型シビックをさらにワンランク上質に仕立て上げている。

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無限シビック(走り)画像はこちら

 走りのパフォーマンスアップに大きく貢献しているのは、パフォーマンスダンパーとアルミホイール「FS10」で、なかでも走りの質感が高まっていると感じたのはパフォーマンスダンパーによる効果が大きい。これによりクルマの微細な振動がきれいに消され、滑らかな乗り味が全面に押し出されている。スポーティな走りを狙っているからなのか、ややコツコツと硬めの乗り味であるノーマルシビックの微細な振動が、見事に消されている。アルミホイール「FS10」(鍛造)画像はこちら

 そして何よりも驚かされたのがフットワークの軽さだ。これは18インチの軽量・鍛造アルミホイールの効果で、純正アルミホイールと比べて1本につき4kg、1台分であれば合計12kgも軽くなるのだから走りが変わらない方がおかしい。走り出しが軽快になり、ブレーキを踏むと気持ちよく減速してくれる。ハンドルを切れば足さばきも軽やかで、しっとりした質感を残しながら良好なフィーリングで走ることができる。シビック用無限製スポーツエキゾーストシステム画像はこちら

 シビックタイプRの熱い走りとは全く別の方向ではあるが、足元の軽量さからくる運動性の高さが生かされており、決して安くないパーツではあるが価格以上の性能が体感できるはずだ。無限シビック(リヤスタイル)画像はこちら

「シビックLXベースモデル主要諸元」

〇全長×全幅×全高:4550mm×1800mm×1415mm

〇ホイールベース:2735mm

〇最低地上高:135mm

〇車両重量:1330kg

〇エンジン型式:L15C

〇エンジン種類:1.5L 直列4気筒DOHC

〇最高出力:134kW[182ps]/6000rpm

〇最大トルク:240N・m[24.5kg-m]/1700ー4500rpm

〇トランスミッション/6速MT

〇サスペンション 前/後:ストラット/マルチリンク

〇ブレーキ 前/後:ベンチレーテッドディスク/ディスク

〇タイヤサイズ 前後:235/40R18

「装着部品:アイテム/価格」

□フロントアンダースポイラー/7万2000円(カラード仕上げ)・6万7000円(未塗装)

□サイドガーニッシュ/9万3000円(カラード仕上げ)・8万8000円(未塗装)

□リアアンダースポイラー/8万5000円(カラード仕上げ)・8万円(未塗装)

□テールゲートスポイラー/9万9000円(カラード仕上げ)・9万4000円(未塗装)

□フロントグリルデカール/1万9800円

□ロアアイラインデカール/1万5000円

□リアバンパーステップデカール/2万2000円

□ドアミラーカバー/3万5000円(カラード仕上げ)・3万円(未塗装)

□ベンチレーテッドバイザー/2万8000円

□スポーツエキゾーストシステム/27万5000円

□アルミホイール「FS10」(鍛造)/14万円(1本、フラットブラックミラーフェイス)

□パフォーマンスダンパーⓇ/13万円(一台分)

※価格は全て税込

走破性にもこだわったヴェゼルらしい力強さを無限がさらに強調

【MUGEN/ヴェゼル】

 新型ヴェゼルには、早くもさまざまなドレスアップパーツが用意されていた。一見すると都市型SUVのスタイリッシュなデザインなのだが、本格的なオフロード性能も備えたホンダ渾身の1台だ。無限ヴェゼル(走り)画像はこちら

 エアロパーツのデザインはもちろんのこと、無限パーツで注目したいのは、e-HEV専用に開発のマフラーだ。今や通過騒音規制でサウンドにはほとんど手を入れる余地がないといわれているが、無限では排気効率と消音性能だけでなくサウンドにもこだわった。ヴェゼル用無限製スポーツエキゾーストシステム画像はこちら

 印象としてはノイズを減らし、サウンドを強調したものとなっており、音量は控えめだがスポーティなサウンドとデュアルタイプのチタン製フィニッシャーによる、SUVらしい力強いリヤビューが主張されていた。

「ヴェゼルe:HEV  4WDベースモデル主要諸元」

〇全長×全幅×全高:4330mm×1790mm×1590mm

〇ホイールベース:2610mm

〇最低地上高:180mm

〇車両重量:1450kg

〇エンジン型式:LEC

〇エンジン種類:1.5L 直列4気筒DOHC

〇最高出力:78kW[106ps]/6000ー64000rpm

〇最大トルク:127N・m[13.0kg-m]/4500ー5000rpm

〇モーター最高出力:96kW[131ps]/4000〜8000rpm

〇モーター最大トルク:253N・m[25.8kg-m]/0〜3500rpm

〇トランスミッション/電気式無段変速機

〇サスペンション 前/後:ストラット/ド・ディオン

〇ブレーキ 前/後:ベンチレーテッドディスク/ディスク

〇タイヤサイズ 前後:225/50R18

「装着部品:アイテム/価格」

□フロントアンダースポイラー/7万7000円(カラード仕上げ)・6万6000円(未塗装)

□サイドガーニッシュ/11万円(カラード仕上げ)・9万9000円(未塗装)

□リアアンダースポイラー/7万7000円(カラード仕上げ)・10万4500円(未塗装)

□テールゲートスポイラー/11万円(カラード仕上げ)・9万4000円(未塗装)

□ロアアイラインデカール/1万5400円

□リアバンパーデカール/1万9800円

□ドアミラーカバー/3万9800円(カラード仕上げ)・3万4100円(未塗装)

□ベンチレーテッドバイザー/2万6400円

□スポーツサイレンサー/12万6500円

□アルミホイール「CU10」/5万600円(1本、フラットブラックミラーフェイス)

※価格は全て税込

国内のラリー競技普及に尽力するTRDは2台のラリー競技車両を披露!

 TRDはカスタマイズカーではなく2台の競技マシンを持ち込んできた。1台はハイラックスベースのオフロードレース車両「ハイラックスレボ・スマートキャブ」、もう一台はヤリスべースのラリー競技ベース車「ヤリスTRDラリーカップ スペック」だ。ヤリスTRDラリーカップスペック/ハイラックスレボ・スマートキャブ画像はこちら

 まずハイラックスは、オーストラリアで開催された砂漠のキャノンボールレース「フィンクデザートレース」EX4クラスで優勝を果たしたマシンだ。搭載する2.8LディーゼルはTRDの手によって260ps/3000rpm、700N・m/1600〜2000rpmにチューンナップ。トランスミッションには6速ATが採用され、駆動方式はもちろん4WDだ。TRDハイラックス・スマートキャブ(走り)画像はこちら

 キャビンの骨格以外はCFRPパネルが使われおり、装着するタイヤは275/70R17のヨコハマ・ジオランダーA/TG015となっている。車両開発には塙郁夫(はなわいくお)選手も携わっており、バハ1000(日本人初優勝)やパイクスピークヒルクライム(2010・2011年クラス優勝)など、数々の国内外のオフロードレースなどで活躍。今年の念頭に開催されたダカールラリーには日野チームスガワラから参戦するなど、日本のオフロードレース界のレジェンドでもある。塙郁夫選手画像はこちら

 ちなみに東南アジアを舞台に開催されるFIA規格のラリーレイド「アジアクロスカントリーラリー」や、2021年シーズンの全日本ラリーではオープンクラスながらXCクラスが設けられたことで、エントリーを希望すれば参加者向けにパーツ供給や車両の製作も担う。ヤリスTRDラリーカップスペック(走り)画像はこちら

 対して「ヤリスTRDラリーカップ スペック」は、トヨタが独自に行うTGRラリーチャレンジと将来的にJAF地方選手権や全日本ラリー選手権へのステップアップにつながるラリーカテゴリーとして、2021年シーズンは全5戦が開催された「TRDラリーカップ」。同イベントは、無改造+ワンメイクサスペンションの導入によってコストを抑制しながら、グラベル&ターマック共用の調整式サスペンションの採用によりセッティングスキルの向上のほか、TGRラリーチャレンジとのタイヤ&ホイール共通化による参加間口の拡大を狙い、上位カテゴリーにつながる仕組み作りによってラリー競技のさらなる普及を目指している。ヤリスTRDラリーカップスペック(内装)画像はこちら

 またTRDラリーカップ参加者を対象に、走行データの採集と公開(RaTICAアプリ)やGPSデータロガーの採集と提供(Degispice※適時不定期)を行うことで、ドライバーのスキルアップを含めた万全のサポート体制の充実を図っている。

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