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ジムニーは最高だけど荷室が狭すぎる問題! 解決のための収納力アップのワザ3つ

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: カーメイト/井上 誠/森山良雄/Auto Messe Web編集部

ルーフボックスなら荷物脱落の心配は少ないが盲点も……

 ふたつ目はフタ付きで手軽なルーフボックス。本体の取り付けさえ間違えなければ荷物が落ちる心配はなく、ある程度は無造作に放り込んでも大丈夫なので初心者も安心だ。積載量はボックスのサイズによりけりだが、大きいほど走行時の空気の抵抗が増えるのも忘れずに(※空力を考慮したエアロ形状のタイプもある)。加えて荷物を満載すれば重心が上に偏って、直進安定性が悪化するだけじゃなく、燃費も多少なり落ちてしまう。アウトバックのTHULE製ルーフボックス

 またジムニーに限らずルーフラックやルーフボックスを装着した際の注意点として、天井が低いトンネルなどを通れない可能性があることも頭に入れておきたい。ちょっと大技なら『ヒッチカーゴ』を使う手もある。リヤに牽引するためのヒッチメンバーを取り付け、それと組み合わせる積載用のカゴのことだ。ヒッチカーゴ

 高い位置にあるルーフキャリアやルーフボックスより使い勝手がよく、車外なので汚れたモノも気にせずラフに積むことができ、全高が変わらないのでトンネルなども気にしないで済む。ただしボディの幅を超える(車幅から突出する)荷物は積めないし、ナンバープレートや灯火類を遮蔽するのもNG。そして搭載できる荷物の重量は50kgまで、という規定があるので十分に気を付けたい。

それでも積載性が向上した現行型のアドバンテージは高い

 車内で使えるアイテムとしては積載量こそ増えないものの、ホームセンターで売っている汎用のコンテナが意外と便利だ。ジムニー乗りのSNSを見るとバックドアと干渉しない製品やシートの下に収納できる製品、倒したリヤシートとフラットになり快適に車中泊できる製品が実例と一緒に紹介されている。コンテナボックス

 なおJB64は荷室が従来モデルより拡大しただけじゃなく、リヤシートがフラットになるうえタイヤハウスの突出もなくなり、フタ付きのラゲッジボックスを備えるなど大きく改良。ルーフボックスやヒッチキャリアで積載量を増やすにせよ、スタートの段階で相当に大きなアドバンテージがあることは否めない。ソロキャンプ以外や道具を多く持ち運ぶなら、最適解は思い切ってJB64を購入することかも⁉︎JB64型ジムニーのリヤラゲッジ

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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