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新型アルトを速攻カスタム! 老舗「KCテクニカ」が開発したパーツ盛りだくさんのデモカーをチェック【大阪オートメッセ2022】

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

オシャレとスポーティさを演出したカスタム

 外装では大阪オートメッセの直前に完成した「RSスポイラー」が目玉で、黒ゲルコートのFRP製に加えて綾織りと平織りのカーボン製と3タイプを設定。前後ドアの下部に貼って雰囲気を引き締める、ブラックとホワイトのサイドデカールも注目度が高い。KCテクニカのスズキ・アルトのリアスポイラー

 続いてはインテリアに目を移してみよう。女性ユーザーからの人気が高いのはチェッカー柄のマット類で、定番のフロアに加えてラゲッジやダッシュボード周辺など、オシャレかつ純正を上まわる品質でフィッティングも上々。運転席はスポーティな印象をあえて出すため、レカロのフルバケットシートに交換している。KCテクニカのスズキ・アルトのフロアマット

中級レベルのユーザーでも満足できるスペック

 最後は機能パーツを見てみよう。足まわりはストリートに狙いを絞ったオリジナル車高調で、スプリングはフロント4.5kg/リヤ3.5kgとソフトな設定だ。前後とも全長調整式で減衰力のは15段とセッティング幅が広く、中級レベルのユーザーでも満足できるスペックを誇る。KCテクニカのスズキ・アルトの足回り

 ほかにも高級感あるボンネットダンパーに焼き色の美しいマフラーカッター、ブレーキ系もスリットが入ったローターから軽量なアルミ製のドラムまで、HA37S/HA97Sを味わい尽くすパーツの数々が装着されている。KCテクニカのブースはインテックス大阪の2号館。会場を訪れたらぜひとも足を運び、自分の目でチェックしてほしい。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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