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中古価格は古いほうが高い逆転現象! DC2 vs DC5 インテRに今乗るならドッチ?

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 本田技研工業

まだ比較的安価に手に入れられるDC5型

 では後継モデルのDC5はどうか。価格だけでいえばDC2より圧倒的に安上がりで、走行距離によっては130~150万円台で見つかる。生産は2001~2007年なので決して新しいとはいえないが、純正パーツや各部の劣化に関してもDC2よりは有利なはず。

DC5型タイプR

 エンジンは2LのK20Aで220ps/21kg-mの高出力、6速MTやブレンボ製のブレーキキャリパーも魅力だ。ただしフロントの足まわりがダブルウィッシュボーンからストラットに変わったことや、車重が1170~1180kgとDC2よりだいぶ増えたことに対する不満もあって、初代ほどの爆発的な人気とはなり得ず、それは中古車の相場へも明確に反映されている。

K20Aエンジン

 もっとも速さでいえば当時は世界最速のFFと高く評価されていたし、サーキットで不評だった足まわりも後期型になってからは改善された。ホンダの主催によるワンメイクレースが2002年から2007年までDC5で行われ、パーツの開発やセッティングが熟成し一般のチューニングカーに還元されたことも大きい。

後期型タイプR

 カスタムやメンテナンスの費用をなるべく抑えたいなら、年式も基本設計も新しいDC5、より官能的なエンジンやボディの軽さを求めリフレッシュの予算に余裕があるならDC2。どちらを選んでも日本では販売されないであろう新型インテグラや、その他ライバルとなるスポーツカーに実力は決して負けないはずだ。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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