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中古で現行ジムニーを買うのは推奨せず! カスタム前提なら「先代」一択だった

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TEXT: 渡辺陽一郎  PHOTO: スズキ/Auto Messe Web編集部

  • 1998年から2018年まで20年のロングライフだった先代ジムニー
  • 中古のタマ数も豊富だが低年式は自分でメンテできないと厳しい
  • 待てるなら現行ジムニーを買うのが一番賢いかも
  • カスタム車は少し高めだが内容を考えればかなりお得だ

現行ジムニーは品薄で中古車を買うメリット無し

 2018年に発売された現行型ジムニーは、4年近くを経過した今でも納期が約1年と長い。発売直後は1カ月の届け出台数が1800台前後だったが、2021年の1カ月平均は3285台に達する。つまり2倍近くまで増産しているのに、納期の縮まらない状態が続く。

 そして現行ジムニーの中古車は、納期遅延を受けて高騰している。現行ジムニーXCの新車価格は、4速AT仕様が190万3000円だが、230~260万円前後の中古車も多い。プレミアム価格が付き、まったく推奨できない。良心的なスズキとしては珍しく、ジムニーは市場を混乱させてしまった。

先代の2012~2015年式が一番の狙い目

 そこで先代型の中古車を推奨したいが、極端に設計の古い車両は避けたい。推奨できるのは7~10年落ち、つまり2012~2015年式だ。2012年式は歩行者への安全対策などが実施されたモデルで、中古車価格は80〜120万円が中心になる。走行距離も7万kmを超えていて、年式や走行距離を考えると買い得な中古車ではないが、なるべく安く買いたいユーザーには狙い目の年式になる。

1998年から2018年まで20年のロングライフだった先代ジムニー

 フルモデルチェンジが近付いた2017年式になると、商品力は高まるが、中古車価格も140~150万円に達する。これでは新車時の価格と大差はない。つまり比較的低年式の中古車を狙うしかないのがジムニーの実情だ。

 価格を徹底的に安く抑えたいなら、1998年から2000年代前半の中古車もあるが、20年を経過していると推奨度は下がる。自分である程度の修理ができるなど、購入するには相応の技量が必要だ。したがって中古車を買うなら、2012年式以降にしたい。

中古のタマ数も豊富だが低年式は自分でメンテできないと厳しい

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