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プレス機や溶接機ってもはや町工場か! クルマを愛しすぎたDIY派の仰天エピソード3つ

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典/Auto Messe Web編集部

実例3:プライベート工場で仲間の愛車までサポート

 都内に住んでいるMさんは、長きにわたってジャバラ式の簡易車庫(エアコンおよびストーブを設置)にて愛車イジリを楽しんできたが、並列で2台収納でき、外にもう1台置ける理想的な土地を見つけたことにより、がっつりとした整備を実践できる本気のガレージを設けた整備好きだ。

 地下ピットまで存在しているMさんのガレージは1995年に建てられたもので、梁にホイストクレーンやチェーンブロックを掛け、エンジンを吊り下げることができる重量鉄骨造になっている。普段は落下しないように木製の板で塞いでいる地下ピットは、Mさんが立って作業できる深さになっており、使い勝手がいい。

これはフランスのDIYマニアの工場で床には作業用ピットが掘られている

「愛車の整備は、基本的に自分でやります。ベアリングを交換するとか、さすがに、そういう作業はプロに頼みますけどね。ユーザー車検は、すでに90回以上経験しました。自身のクルマだけでなく、友人たちの愛車もサポートしているからです。地下ピットがあったりするのは、そういう事情があるからなんです」

 ご自身の愛車をメンテナンスするだけでなく、クルマ仲間から整備を依頼され、各国の趣味車が入庫してくることがあるため、キャスター付きで移動させやすいツールワゴンにMさんが収納している工具類は、アマチュアのモノとは思えないほど充実しているのであった。

工具類がプロ並みになっていく

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  • DIYでメンテどころかエンジンビルドまでやってしまう達人たちを紹介
  • 元は奥さまのクルマも停まっていた自宅ガレージはいつしか完全な趣味の工房に
  • パーツだけでなく工具の収納にも工夫が必要になってくる
  • 工具箱だけでなく専用ツールが増殖していくのがイジり系ガレージライフ
  • アルファロメオ2000GTVのエンジンをフルビルド
  • 工具類がプロ並みになっていく
  • これはフランスのDIYマニアの工場で床には作業用ピットが掘られている
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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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