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いま家にあるハイブリッド車でも軽自動車でもOK! サーキット走行の敷居は意外なほど低かった

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TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: 加茂 新/Auto Messe Web編集部

  • ごく一般的なクルマでもサーキットは走れるし、ミニバンでもOKなコースや走行会もある

  • ごく一般的なクルマでもサーキットは走れるし、ミニバンでもOKなコースや走行会もある
  • サーキットのスポーツ走行枠は様々なクルマが走っている
  • 公道を普通に走っているときには想像もできないGがかかる
  • サーキットごとにライセンスを取得する
  • 安全面だけ気を付ければ、無理して速く走る必要はない
  • イベントごとの趣旨やクラス分けで走れるのが走行会

安全にクルマを全開で走らせることができるのがサーキット

 サーキットはレースが行われる敷居の高いところと思われがちだ。そうでもあるのだが、クルマを全開で走らせてもいい、安全な場所でもある。スキー場でスキーをするのと同じで、それ専用に整備された場所なのだ。なので、ファミリーカーで走ってはいけないというルールはない!

 サーキットによってはミニバンは横転の恐れがあるので禁止のところもあるが、プリウスやレヴォーグ、CX-3で走っても全然OKなのである。

サーキットを走る前の注意点は6つ

【1】ブレーキパッドだけは絶対交換

 純正ブレーキパッドはサーキットではすぐに高温に耐えられずフェードしてしまい、利かなくなってしまう。これは大変スーパー超危険なので、ブレーキパッドだけは絶対交換。スポーツパッドカテゴリーのものなら1万円台のものでもとりあえず大丈夫だ。

【2】ヘルメットとグローブは必須

 ヘルメットはバイク用でもいいので必要。原付用の半キャップは不可で、125cc以上でも使えるヘルメットが望ましい。グローブも必須で、軍手は不可だ。安くてもいいので布製のグローブがあるといい。バイク用のもので大丈夫だ。

【3】長袖長ズボンが必要

 走行時は肌が露出してはいけないので長袖長ズボンが必要。ジーンズにトレーナーなどの服装でも構わない。緊張から汗をかくことが多いので、肌着の着替えを持っていくのがオススメだ。

最低限、ヘルメットとグローブを用意し、ブレーキパッドをスポーツタイプに交換しておこう

【4】オイルは新品で「F」のラインまで入れる

 エンジンは普段ではありえないほど全開で高回転までブン回すので、できればオイルは交換しておきたい。高価なオイルでなくていいが、あまりリーズナブルなものだと限界性能が不明でリスクもある。純正オイルでいいので新品に交換しておこう。

 前後左右に強いGが掛かるため、オイルはたっぷり入っていないとオイルポンプがオイルを吸い上げられず、潤滑切れを起こすことがある。エンジン停止後5分くらいしてレベルゲージの「フル」にぴったり合うようにオイル量も確認しておく。

【5】ガソリンも満タンに

 ガソリンは思った以上に減るので、サーキットの近くの高速道路を降りてから満タンにするイメージで。とくにターボ車ではビックリするスピードで減る。またガソリンも少なめだとコーナリング時にポンプが吸わなくなってしまうことがあるので、最低でも3/4以上は入れておきたい。

【6】走行時は荷物はすべて降ろす

 サーキットでは普段は想像もしないようなGが発生する。後部座席にあったティッシュが飛んでくるなどまだかわいいもので、とにかくいろんなものが飛んできてしまう。後部座席の足元でも荷物は不可。ダッシュボードのレーダー探知機もだいたい取れてしまう。ルームミラーに付けたアクセサリーも外しておこう。

公道を普通に走っているときには想像もできないGがかかる

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