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ジムニーはオフロード競技でも大活躍! 非力な軽自動車でもファンに支持される理由とは

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web

最近では150psまでパワーアップするツワモノも

 さらなる速さが欲しくなればエンジンに手を入れればいい。メニューは入門編といえる吸排気系やブーストアップに始まり、タービン交換や鍛造ピストンと目的と予算によって多岐に渡る。ノーマルは自主規制枠ギリギリの64psだが100psどころか120~130psも当たり前で、最近ではさらに進化しており150psに迫るジムニーも少なくないとか。

先代ジムニーのエンジン

 ボンネット/リヤゲート/ドア/ルーフの軽量パーツもあり、快適装備を取り払えばロールケージ込みで900kgまで絞れるそうだ。こういった発展性もカスタム好きに支持される理由だろう。手軽さでいえば公認競技じゃない草イベントなので、モータースポーツのライセンスが不要な点も大きい。そのうえ同等のチューニング仕様同士で競えるし、年3~4回のシリーズ戦も多く組まれている。システムは一般的な草レースとまったく変わりなく、サーキットからの転向組が多いというのも納得だ。

 最後に今から始めてみたい予備軍へのアドバイスを。ベース車は先に書いたとおりパーツが豊富で安く、セッティングも熟成し切ったJB23がイチ推しだ。エンジンまで手を入れるつもりなら純正ECUを書き換えできる7~10型、本気で頂点を狙いたいなら軽量な1型をベースに載せ替えるのもアリ。サーキットとは少し毛色の違うモータースポーツ、興味がある人は一度イベントを観戦してみよう。

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  • 先代ジムニーのオフロード走行イメージ
  • 先代ジムニーのリヤスタイル
  • 先代ジムニーのエンジン
  • 新型ジムニーの悪路走行イメージ
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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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