スズキ・ジムニーとシエラはいまだに長期納車待ち! 悩めるオーナー予備軍に両車の魅力をあらためて解説 (1/2ページ)

スズキ・ジムニーとシエラはいまだに長期納車待ち! 悩めるオーナー予備軍に両車の魅力をあらためて解説

先代モデルと違って現行はシエラが人気に

 古くからジムニーファンを自称する筆者には、不思議でならない。そう、現行型のジムニーJB64(軽自動車)&ジムニーシエラJB74(普通車)兄弟の勢力図だ。なにしろシエラの売れ行きは、ジムニーに迫るほど。納車の状況はまだまだ、ジムニーもシエラも1年以上待ちと言われているようだが、“普通車ジムニー”がこれほどの人気を得るとは、ジムニー史上、一度もなかったことなのだ。

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ジムニーとシエラの2ショットイメージその2画像はこちら

 ジムニーのプロショップに聞いてみても、あるショップは“JB64とJB74で半々”、別のショップは“JB74が3割くらい”の売れ行きを見せている、と語る。先代のジムニーJB23とシエラJB43では、JB43の売れ行きは1割にも満たなかったはずなのに……。

 ともあれ現行のジムニーは、軽のJB64か、普通車のJB74か、どちらを選べばいいのか悩むユーザー(候補)さんも多いことと思われる。そこで今回は、それぞれのアドバンテージ、あるいはウィークポイントを探りつつ、自分にベストバイなジムニーを検証していただきたいと思うのだ。

長距離走行派にはうれしい1.5Lエンジンの余裕

 まずジムニーJB64とジムニーシエラJB74の決定的な違い、それは何度も言及しているとおり、軽自動車と普通車の違いだ。JB64は660ccターボエンジンを搭載、JB74は1500ccエンジンを搭載する。

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 ボディサイズもJB64は軽規格、JB74は普通車5ナンバーサイズ。ただしJB74はワイドトレッド+オーバーフェンダーの装着で普通車サイズになってしまうためで、実際、室内サイズはJB64もJB74も、まったく同じサイズ。つまり、ボディ自体は両者、共通なのだ。

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 もちろん軽と普通車では自動車税が大きく違うわけで、税金が割高なのに室内サイズが同じ……。このことが先代ではシエラ不人気の大きな要因だった。しかし現行型では、それをシエラのウィークポイントと考える人は少ないようだ。室内ユーティリティはJB64もJB74も同じ、乗車定員も両車とも4名となるのだが、ルーフキャリアの装着やトレーラーの牽引、というユーティリティの拡張性を考えると、シエラにかなりのアドバンテージがあるはずだ。

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 ポイントは、トルクフルな1500ccエンジン。先代JB43の1300ccエンジンはJB23の660ccターボと比べても、パワー&トルク感に今ひとつモノ足りなさがあった。だが、JB74のエンジンは余裕があり、普段乗りも高速走行も、これといった不満はない。それどころか、荷物を満載したような状況では、明らかにJB64の660ccターボより余裕があり、なるほど、これがJB74が支持される理由なんだな、と納得してしまうのだ。

 加えて、ワイドトレッドによる走りの安定感、大型オーバーフェンダー装着による、クロスカントリーカーらしいワイルドなフォルム、そして足まわりをカスタムすると、ジムニーにはありえないほどの大径タイヤを装着できる……など、JB74の魅力は挙げたらキリがなさそう。