日本参入の中国EV「BYD ATTO 3」にさっそく試乗! デザインもクオリティも圧倒的な進化を果たしていた (2/2ページ)

EVとしてもSUVとしてもあらゆる点に死角なし

 ATTO 3のプラットフォームは、ブレード式リチウムイオンバッテリーのパックをも構造体として使用するもので、「e-プラットフォーム3.0」と呼ばれる。搭載量は58.56kWhで、モーター出力は150kWであるから、馬力換算すれば約201psに相当する。全長×全幅×全高が4455×1875×1615mmのボディサイズで、車重が1750kgというこのモデルでは、実際に市街地ベースでドライブしてみても、パワー不足を感じることはなかったし、また回生モードを「ラージ(強め)」に設定しても、ブレーキフィールはとても自然だった。もちろんフル加速を試みれば、発進直後から最大トルクが発揮されるEVのメリットを感じるし、力強い加速感は健在。コーナリング時の安定感も重心の低さから抜群のフィールだ。

 SUVとしての実用性の高さも、e-SUVとはいえきちんと考えられている。後席の背後には十分に実用的なラゲッジルームが備わっているし、後席の居住性も快適だ。短時間の試乗では、残念ながらこのATTO 3に搭載されている様々な機能すべてを試してみることはできなかったが、SUVとしての根本的な出来ばえは、まずは見事なものだったと評価しておきたい。ちなみに日本市場には、最終的には100か所の販売、サービス拠点が整備されることになるという。急速充電方式のCHAdeMO(チャデモ)に対応してきたことも日本のカスタマーには嬉しいところだ。

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走行フィールもきわめて自然画像はこちら