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中古車のサブスクを「KINTO」がスタート! 新車ではなく中古車であるメリットとは?

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TEXT: iconic  PHOTO: KINTO/トヨタ

中古車のサブスクがスタート

 トヨタ車のサブスクリプションサービスを行っているKINTOは、2022年7月27日より中古車のサブスクリプションサービス「KINTO ONE」を開始。まずは東京都からサービスを開始、対象エリアを拡大していく予定となる。

 2019年から始まった同社の新車サブスクリプションサービス。今回の中古車はそこでユーザーが使用、返却された車両が用いられており、新車サービス期間中にトヨタ正規販売店でメンテナンスが施されてきた車両の中から、さらに状態の良いモノだけをセレクトしてラインナップされる。

保険を使っても月額に影響なし

 サービスは契約期間を2年間とし、月額料金を表示。料金には車両の使用料の他に、保険や税金、メンテナンス代も含まれているので、月額料金と燃料代のみでクルマに乗ることができる便利なサービスだ。

 また、約6カ月分相当の申込金を契約時に払うことで、途中で解約しても解約金などが掛からないので、ライフスタイルの変化やクルマに飽きてしまっても大丈夫。保険も年齢・運転者に制限がなく、車両保険付き。万が一、保険を利用しても月額使用料は変更されないという。

 選べる車種は、サービス開始時点では「ヤリス」や「ルーミー」など約10車種だけだが、新車サービスの対象車種を随時追加していくそうなので、いずれは「GR86」や「ランドクルーザープラド」など選択肢が増えていくに違いない。

クルマのサブスク化がさらに普及するか

 もちろん新車より安い価格設定となるので、中古車の取り扱い開始で、サブスクリプションサービスのニーズは高まるはず。フレキシブルなクルマの所有方法は、中古車の登場でより手が届きやすく、さらに普及していくのではないだろうか。

 なお、トヨタと共同で開始した「KINTO FACTORY」を通じて、ユーザーが利用中の中古車にソフト・ハードの機能やアイテムをタイムリーに反映するという、中古車を「進化」させる取り組みにも挑戦していくとのこと。サブスクで使っているクルマが常に最新モデル並みの機能、という時代は近くまで来ている。

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