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「シルビア」「ランエボ」「インプ」「セリカ」に搭載された2リッターターボが再注目! なぜ人気がいまなお衰えないのか?

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: トヨタ自動車/日産自動車/三菱自動車/SUBARU

  • ランエボの4G63ターボエンジン

  • MR2の3S-GTE
  • S15シルビアのSR20ターボエンジン
  • ランエボの4G63エンジン
  • インプレッサのEJ20

ひと昔前は魅力的なエンジンが多かった!

 1980~2000年代の日本車は高性能なスポーツカーが百花繚乱。大排気量車を中心とする280psウォーズに1.6L勢のバトル、そして忘れてはいけないのがミドルクラスの2Lターボだ。

当時2L車は需要が高くバラエティに富んでいた

 昔は2Lを超える3ナンバー車には高額な自動車税が課せられ、5ナンバーの上限である2Lは非常に需要が高かった。そのような背景から自動車メーカーは2Lのエンジン開発に注力し、ターボを組み合わせることでワンランク上の性能を手に入れた。近年のダウンサイジングターボとは異なる思想で設計された、当時の花形である2Lターボの名機たちを紹介していこう。

トヨタ「3S-GTE」

 まずはトヨタの3S-GTE。初めて搭載されたのはST165セリカでスペックは最高出力185ps/最大トルク24.5kgf-mだったが、次期型のST185では225ps/31kgf-m(RCのみ235ps)と大幅にアップする。またSW20のMR2では245ps/31kgf-mとパワーをさらに上乗せし、最高スペックはステーションワゴンであるカルディナの260ps/33kgf-m。

MR2の3S-GTE

日産「SR20DET」

 日産を代表するのは、シルビア&180SXの心臓部として知られるSR20DETだ。デビューは1989年のU12ブルーバードSSSで、スペックはPS13シルビアと同じ205ps/28kgf-m。最終モデルのS15シルビアでは250psまでパワーアップしたほか、RNN14パルサーGTI-Rは4連スロットルを装備して230ps/29kgf-mを発揮、初代エクストレイルでは可変バルブタイミング機構を採用(型式はSR20VET)する。3S-GTEと同じく最高スペックがスポーツカーではなく、4WDのステーションワゴンやSUVである点も興味深い。

S15シルビアのSR20ターボエンジン

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