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昭和カスタム覚えてる? 「ソレタコデュアル」「水中花シフト」など懐かしのクルマカスタム用語10選

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TEXT: 近藤暁史(KONDO Akifumi)  PHOTO: 日産自動車/写真AC/Auto Messe Web編集部

ワイドホイール

 現在であれば、ホイールのサイズは豊富に用意されているので、ワイドなものが欲しければそれに合ったサイズを買えばいい。しかし、昭和では今のように気軽にアルミホイールが買えるわけでもなく、そもそも社外ホイールとなるとデザインは限られ、種類もサイズもあまりなかった。ということで、行われていたのがスチールホイール、つまり鉄チンを使ったワイド化。真ん中で切って、輪っかを溶接して継ぎ足すことでワイドにしていた。軽自動車に多かった、ネジ止めの合わせホイールは簡単にふたつに割れたので、ワイド化は簡単だった。

シャコタン

 今でも使われなくはないし、意味もわかる。問題はその方法で、車高調やショートスプリングなどはなし。それでもヤンチャな層を中心に車高を落としたいという気持ちは強く、そこで行われたのがスプリングのカット。鉄工所に行けば酸素バーナーで切ってくれた。何巻カットするかがこだわりで、やりすぎてノーサス状態のクルマもあった。跳ねるどころの騒ぎではなくて、突き上げる感じだったが、男気で乗りこなすのもまた一興。ちなみに車検は当然通るわけがなく、違法改造だった。

ハイフラ

 ハイフラとはハイフラッシャーの略で、ウインカーの点滅を早くするカスタム。専用のハイフラリレーに交換すれば簡単にできたので、けっこうやっているクルマはいた。今からすれば電球が切れているんじゃないか? という感じで、なにに憧れてハイフラにしたのか謎ではある。

水中花

 今でもトラックが付けているのを見かけるのが水中花のシフトノブ。透明な樹脂の中に花が封じ込められていて、ちょっとした工芸品的な雰囲気があったものだ。人気が出たため、京人形&博多人形や毛針、五重塔など、中身のバリエーションも増えていき、さらに東南アジアでも人気が出た。

ソレタコデュアル

 最後は本格的というか、メカでの王道カスタムを紹介しよう。ソレタコデュアルと言われても呪文のようにしか聞こえないだろうが、ソレはキャブレターのソレックス。タコはタコ足のことで、エキゾーストマニホールドのこと。デュアルは出口がふたつあるデュアルマフラーのことで、レーシーなカスタムの定番というか、憧れのカスタムだった。

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