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【カップル限定】「ハスラー」に「N-VAN」は走るベッドルーム!? 車中泊にオススメの3台を紹介します

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: スズキ/Auto Messe Web編集部

カップルにおすすめのモデルを紹介

 気温が安定し、暑くも寒くもない秋は、紅葉の景色の中を泳ぐような絶景ドライブはもちろん、車中泊にもうってつけの季節となった。車中泊をするのに相応しいクルマのなかでも、価格、維持費面で有利なのが、軽自動車。

「えっ、あの小さな軽自動車で車中泊なんかできるの?」なんて思っている人は世間知らず!? 軽自動車といってもホンダ「N−BOX」やスズキ「スペーシア」に代表されるスーパーハイト系や、維持費がさらに安くなる、ホンダ「N−VAN」などが揃う4ナンバーの商用軽なら、軽キャンピングカーのベース車両にもなっている。それだけに、車内も広さ、天井の高さ、フルフラットアレンジのしやすさは、それこそコンパクトカーなど敵にならないほどの驚くべきレベルにあるのだ。

チェックするべきポイントは4つ!

 ここでは、人肌が恋しくなる季節に、カップルで”どこでもラブホ”感覚の快適な車中泊が楽しめる、走るベッドルームになりうる軽自動車を紹介したい。

チェックすべきポイントは以下の4つ。

①十分な車高、室内高があること

②フルフラットアレンジが可能であること

③純正、または車外品の車中泊用アイテムが豊富に揃っていること(マットレスとプライバシーカーテンは必須)

④遠出も可能な走行性能を持ち合わせていること

 ①の条件を満たすには、ハイトワゴン、スーパーハイト系軽自動車ということになる。フルフラットアレンジができたとしても、寝ているときだけでなく、お座敷感覚で寛ぐために、あぐらをかくような姿勢でも、天井が低いと感じにくい室内高が不可欠だ。

 ②のフルフラットアレンジは、厳密にはシートをアレンジする条件下では、かけ心地を重視したシート形状のため、凸凹ができてしまうのが普通。そこで③の純正、または車外品のベッドキット、クッションが不可欠なのである。

 そして、多くの場合、車中泊を楽しめる環境は、自宅から遠いことがほとんど。高速道路を使うケースが多いはずだから、クルマの不足ない動力性能、快適性が求められるのだ。ただ、今回はカップル限定だから、ターボでなく、NAエンジンでもトルクに余裕があり、静かに巡行してくれるクルマならOKではないだろうか。

 では、具体的な車種をピックアップしていこう。

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