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【東北660選手権・第3戦リポート】軽カーだからできる迫力の接戦レース! 軽カーの熱い走りを紹介します

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭/東北660選手権

  • レースシーンのイメージ

  • 21号車大塚選手
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  • 221号車の走り

新規格NAエンジン搭載車で行われる人気レースの第3戦!

 12年目のシーズンを迎えた「東北660選手権」。スポーツランドSUGO(宮城県)とエビスサーキット(福島県)の東および西コースを転戦する、NAエンジンを搭載した新規格の軽自動車によるワンメイクレースだ。

 第3戦は2022年9月25日にスポーツランドSUGOで開催され、各クラスでシリーズチャンピオンを巡るバトルが繰り広げられた。

1クラス:決勝で着実にリードを広げて#21大塚選手が優勝

 快適装備がもっとも広くECUやクロスミッションも使える1クラスは、還暦を迎えた大ベテラン#21大塚 猛選手が予選で唯一の1分52秒台をマークする。2番手の#111狩野 治選手や、シリーズランキングの首位#11アベ選手を大きく引き離し、決勝もスタートから1周ごとにアドバンテージを築いてトップチェッカー。第2戦を欠場しているためシリーズ争いには絡まないものの、マシントラブルでスタートできなかった開幕戦の雪辱を見事に果たす。

 2位はアベ選手で3位は#456細田駿也選手、狩野選手は痛恨のエンジンブローでリタイヤとなった。

21号車大塚選手

2クラス:#61高橋選手が優勝し王者決定は最終戦に

 2クラスは開幕から2連勝の#466鈴木律幸選手がポールポジション。2番手にはチームメイトの#61高橋康平選手がピッタリと食らい付く。以降も#90新関 透選手や#154小松日高選手らダイハツ勢が並んでおり、スズキ・アルト(HA23)は#314筧 拓実選手の6番手が最上位。SUGOはギヤ比を考えるとダイハツが有利で、アルトは苦しい戦いを強いられる。

 決勝は予想どおり鈴木選手と高橋選手のバトルとなったが、最終的には高橋選手が逆転で今シーズン2勝目を決めた。ランキングはわずか2ポイント差で鈴木選手がトップだが、高橋選手にも逆転の目は大いに残されており、最終戦も予選から目が離せない展開になりそうだ。

 アルトの筧選手はポジションをふたつ上げて4位、表彰台には惜しくも届かなかったが、ランキングでも5位に浮上。開幕戦がまさかの予選落ちだったことを考えれば、驚異的な巻き返しを見せているといえるだろう。

3クラス:#200石川選手が完勝し年間王者獲得

 3クラスは圧倒的な速さでシリーズを牽引する、#200石川颯人選手が3連続でポール・トゥ・ウィン。ポールポジションの2ポイントと決勝ファステストラップの1ポイントもすべて抑え、最終戦を待たずしてシリーズチャンピオンが確定した。

 とはいえランキングの2~4番手は大混戦。第3戦の決勝レースで2位だった#919茂木勇輝選手を筆頭に、3位の#86竹中康平選手と4位の#76大越 拓選手が5ポイント内にいる状況だ。ちなみに3クラスは表彰台の獲得が4回を超えると参加できなくなり、毎年のようにフレッシュな顔ぶれによるチャンピオン争いが展開される。

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