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「DS」や「XM」の後継といえる? シトロエン新型「C5 X」の見た目と乗り心地は、やっぱり唯我独尊的でした

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TEXT: 山崎元裕(YAMAZAKI Motohiro)  PHOTO: 神村 聖

車両価格は484万円から

 フランス本国では2タイプのガソリンターボ・エンジンと、PHEVの3モデルが設定されるC5 Xだが、日本にはこのうち、高性能な180psの1.6L直列4気筒ガソリンターボと、それにPHEVのシステムを組み合わせたモデルが導入される。

 車両価格は、ガソリンターボの「C5 X SHINE」(受注生産)が484万円(消費税込)、「C5 X SHINE PACK」が530万円となり、プラグインハイブリッドの「C5 X SHINE PACK PLUG-IN HYBRID」が636万円となる。

 今回試乗したのはシンプルなガソリンターボモデルで、トランスミッションは8速AT。性能的には市街地での加速やさらに中間加速を試みても、8速ATのレスポンスの良さもあり、十分に満足感の得られるフィーリングだった。

 ただしこの8速ATは、発進時と停止時にはやや大きめのショックをドライバーに伝えてしまう。このあたりのマナーが改善できれば、C5 Xのパワートレーンにも満点に近い評価が与えられるのだが。

 一方で、これはさすがにシトロエンの仕事だと納得させられたのは、乗り心地だ。フロントにストラット、リヤにトーションビームを配するC5 Xのサスペンションは、プログレッシブ ハイドローリック クッションズ(PHC)を採用したこともあり、19インチという大径サイズのタイヤを履きながらも、路面からのショックを巧みに吸収。キャビンは常に快適な乗り心地に包まれる。

 ちなみにPHEVモデルは、このPHCがアクティブ式になるというから、さらに移動空間としての魅力は大きく高まるのだろう。

 シトロエンの新しいフラッグシップ。それは彼らの伝統と先進性を全身で感じる一台だった。

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