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200台のみのプジョー「205」が3000万円!? WRC参戦のためのホモロゲモデル「205 Turbo 16」とは

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TEXT: 塩見 誠(SHIOMI Makoto)  PHOTO: Courtesy of RM Sotheby's

200台限定の貴重な個体

 今回RMサザビーズオークションに出品された個体は、1984年11月にフランスで納車されたものでシリアルナンバーは188/200である。その後この個体は、2004年7月になって、イギリス在住で25年以上プジョーに勤務していた現在のオーナーが購入。

 そのときの走行距離は3万8660kmだったそうだが、現在の走行距離は4万41km。この18年間で走った距離はわずか1400km程度だが、オーナーの整備はしっかりしていて、クラシックカーイベントなどにも参加しており、雑誌にも掲載されたことがあるという。さらに2021年8月にはプジョーの純正部品を使った整備が行われている。

 そんなプジョー205ターボ16のエスティメート(予想落札価格)は、18万〜22万ポンド(邦貨換算約2990万円〜3660万円)。かなりの高額ではあるが、もともとの台数の少なさやグループBカーのホモロゲーションモデルであること、そしてプジョーのプロが手を入れ続けてきたクルマであることを考えれば、こういうプライスもありなのか、とも思う。

 ちなみに、同オークションでは、日産「R34スカイラインGT-R V-Spec ニュル」が22万4250ポンドで落札されているので、いかに高額な値付けだったかがわかるだろう。

 気になるオークションの結果だが、オークション後にソールドとなり、価格は非公表となっている。

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  • 塩見 誠(SHIOMI Makoto)
  • 塩見 誠(SHIOMI Makoto)
  • 1965年生まれ。学生時代からオートバイとクルマに熱中し、自動車雑誌編集ののちフリーランスライターに。これまでAE86トレノ、CC72Vアルトワークス、E38AギャランVR-4RS、1980年式シロッコ、CD9Aランサー・エボリューション、プジョー306スタイルなど、クルマを乗り継ぐ。オートバイはCB250RS、RZ250、ZZ-R1100、T-MAXなどつねに複数台所有。現在の愛車はフタ桁ナンバーのアルファ ロメオ156V6とサーキット遊び用のNCP91ヴィッツRS・TRDターボM、JA45クロスカブ。
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