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ミニバンでサーキット走行は可能か? 背の高いクルマだからこそのメリットと注意点をお教えします

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TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: 加茂 新/AMW編集部

ミニバンOKのサーキットや走行会を活用しよう

 スポーツカーではなく車高の高いミニバンでサーキットを走ってもいいのだろうか。答えは、コースによってOKとNGがある。やはり横転のリスクが大きく、他車との速度差も出やすいので、富士スピードウェイなどのレーシングコースでは多くの場合で不可だ。

 しかし、ミニサーキットではとくに規定がされてないことも多い。そういったコースではしっかりと準備をしてサーキットを楽しむことは可能だ。背が高いクルマだってスポーツ走行を楽しむことができ、愛車の限界を把握するのは安全な走行のためにも有効なのだ。

サーキットを走る前にこれだけは整えよう

 サーキット走行のための準備としては、まずはブレーキ。とくに重くてブレーキが加熱しやすいので、純正パッドではあっという間にフェードしてブレーキが利かなくなってしまう。サーキット用パッドである必要はないが、ストリート~スポーツのパッドが1万5000円くらいから買えるので交換しておきたい。

 ブレーキフルードも同様。純正フルードは高温になると沸騰して気泡が生まれ、それがブレーキをフワフワにして利きを落としてしまうベーパーロック現象が起きやすい。DOT4程度のフルードに交換しておきたい。

 タイヤも点検が必須だ。とくにフロントタイヤは負荷がかかってショルダー部などが減りやすい。けっこう溝があるつもりでも、あっという間にツルツルなんてこともある。

 あとはとにかく、車内のあらゆる荷物を下ろすこと。後部座席のティッシュが飛んできたくらいならかわいい方で、ありとあらゆるものが飛んでくる。小物が転がってブレーキペダルの奥に挟まったら大事故につながってしまう。そのため小物も含めてすべて下ろすこと。ダッシュボードに貼ったものなども飛んでいく可能性が高いので外しておこう。

 服装は長袖、長ズボンに2輪用でもいいのでヘルメットが必須。いわゆる半キャップは不可だ。手袋も必須で、軍手は不可で滑りにくいものにすること。シューズはとくに規定はないが、底が薄いものの方が運転はしやすい。

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