激戦のST-Xクラスを制したのはGT-R！

トヨタ「ヤリス」やマツダ「MAZDA2」といったコンパクトカーから、メルセデス「AMG GT」や日産「GT-R」のGT3マシンまでが混走する人気レース「スーパー耐久」。2023年シーズンの開幕戦が3月19日に三重県・鈴鹿サーキットで開催され、ST-Xクラスは500号車5ZIGEN GTR GT3が優勝した。

FCY4回、セーフティカー2回、赤旗によるレース終了と波乱の展開

開幕戦のグリッドに並んだのは、日産GT-R GT3 3台、メルセデスAMG GT3 2台、レクサスRC F GT3 1台、ホンダ NSX GT3 1台の合計7台。途中FCY導入4回、セーフティカー導入2回という波乱の展開でレースは繰り広げられていく。しかし、レース終盤の残り45分となった104周目に大クラッシュが発生。赤旗が提示され、そのままレース終了となった。

レースを制したのは、2023年シーズンよりST-Xクラスに参戦することになった500号車5ZIGEN GTR GT3。安定した速さで勝利を掴み取った。2位はTKRI松永建設AMG GT3、3位はDENSO LEXUS RC F GT3となり、3メーカーが表彰台に上がる結果となった。波乱の第1戦 ST-Xクラスの走りを動画でお届け。GT3マシンの迫力ある走行シーンとサウンドを体感してほしい。

続く第2戦は、静岡県・富士スピードウェイにて5月27日～28日に開催される「富士SUPER TEC 24時間レース」。国内カテゴリー唯一の24時間レース、どのような展開が待っているのか期待したい。